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戦争

イスラエルはブエルタ撤退せず戦い続ける方針か

激しい抗議活動でブエルタの安全性に大きな不安がつきまとう中、Israel-Premier Techは撤退せずに走り続ける方針か

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昨夜の2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージは、残り20kmをきったあたりで大会主催者側から、レース内容の変更が発表された。フィニッシュ地点での親パレスチナ団体の激しい抗議活動により安全性に懸念が生じたからだ。その結果、ステージ優勝争いがなくなり、総合タイム争いも残り3kmまでとなった。

これまでもロードレースでは悪天候などによりレースがニュートライズとなって総合タイム計測は残り~kmまでというのはときどきあったが、ステージ優勝争いまでなくなるというのは珍しいように思う。

これは昨日のレース途中でのデモの1シーンだが、親パラスチナの団体は、ブエルタに出場しているイスラエル国籍のチーム、Israel-Premier Techの参加が許されているのがおかしいと主張する。

このように同チームへの圧力が強まっている状況だが、Israel-Premier Techはブエルタから撤退するつもりはないようだ。

情報源:Israel-Premier Tech to Stay in Vuelta a España Despite Pressure

大会公式も同チームは今日の第12ステージにもスタートするとアナウンスする。

ただ海外メディアの情報では、プロトン内部でも「Israel-Premier Techは撤退すべき」との声はあるようで、プロトン内部の圧力も日に日に高まっている可能性もある。もちろんそれを積極的に主張しようとする選手はいないだろうが。しかし例えばトム・ピドコックも安全性への懸念をメディアに話す。

大会側はIsrael-Premier Techに特別なセキュリティ対策を実施している。チームバスには武装した特別な護衛団が派遣されている。

また昨日のレース終了後の夜(現地時間)には、本日の第12ステージではさらなる妨害活動が予想されるとしてブエルタ側が警察や地元当局とミーティングを行い、Israel-Premier Techとの代表とも夜遅くまで話しこんでいたようだ。

こういう状況の中、大会のテクニカル・ディレクターのKiko Garcíaはメディアに対して「最終的な決断権はUCI。我々としてはやるべきことをやるだけ」といいつつ、「今の状況は臨界点直前にあるかもしれない」とも語り、相当危険で難しい状況にあるという認識を示す。

目下のところ解決策は1つしかないが、新人賞争いで2位にいるマシュー・リッチテッロの奮闘を思うとその解決策をとった場合の彼の心境は思うものがある。


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