マシュー・リッチテッロのDecathlon AG2R La Mondiale移籍が発表

紹介するのを単純に忘れていた移籍情報を1つ。すでに誰もが知っている通り、Israel-PremierTechで走るアメリカの超新星マシュー・リッチテッロ（Matthew Riccitello）が、Decathlon AG2R La Mondialeへ移籍する。

契約は2028年までの3年契約となる。

マシュー・リッチテッロは23歳のアメリカ人で身長172cm、体重55kg。今年のブエルタ・ア・エスパーニャではその事実上の最終決戦の日だった第20ステージで、それまで新人賞1位だったジュリオ・ペリツァーリ（Giulio Pellizzari）を逆転して新人賞を獲得し、さらには総合5位にも入った。

もともとは数々のプロ選手を輩出したアメリカの名門コンチネンタルチームHagens Berman Axeonで走っていて、そこから2022年8月にIsrael-PremierTechの研修生扱いで入団。2023年ツール・ド・ラヴニールでは総合4位。

ちなみに、その2023ラブニールで総合優勝したのがUAEのイサーク・デル・トロ（Isaac Del Toro）だ。さらにいえば同2位はRed Bull-BORA-hansgroheのジュリオ・ペリツァーリ、3位にTeam Polti VisitMaltaから来年のTeam Visma | Lease a Bike移籍が噂されているダヴィデ・ピガンゾーリ（Davide Piganzoli）、5位にはSoudalｰQuickStepのウィリアムジュニア・ルセルフ（Junior Lecerf）といった錚々たるメンツで、このブログでは23ラブニール世代（にーさんらぶ世代）と呼ぶことにしている。