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今日から始まる2025UECヨーロッパ選手権コースプロフィール
本日10/1から10/5まで開催されるヨーロッパ選手権。そのエリート男子個人TTと同ロードレースのコースを紹介しておく。

この個人タイムトライアルは今日行われる。男子エリートの距離は24kmで、序盤から登り基調で小さなアップダウンが小刻みに連続。そして最後にガッと登る(といっても標高差100mほどだが)レイアウトになっている。
優勝予想は、サドルのトラブルがなければレムコ・エヴェネプールでいいだろう。表彰台でサッカーのシュートポーズを決めてくれるはずだ。もうそのポーズを優勝するたびに毎回やればいいと思う。

距離は世界選手権より70km弱ほど短く202.5km。獲得標高は3306mとなっている。どちらもデータ上は世界選手権ほどの地獄ではない。中盤と終盤がそれぞれ3周回ずつとなっている。フィニッシュは最後の登りを超えて下ってから数キロの平地を走るレイアウトだ。
中盤の周回コースの登りは登坂距離7kmで平均斜度7.2%。終盤の周回コースの登りは登坂距離1.5kmで平均斜度10%となっているようだ。
おそらくスプリンターは生き残れない。だがピュアクライマーが優勝するには最後の登りが短いか。そう考えると激坂を登りながらアタックをかけられるパンチャー系が有利。もちろんその分野で最強はタデイ・ポガチャルであり優勝候補筆頭といって良いだろう。ただ実際には世界選の疲労とレース展開次第だろうが、それでも注目はヨーロッパ選手権でも100km手前から攻撃をしかけるのかどうかだ。
ヨナス・ヴィンゲゴーにとっては終盤の登りのややイージーすぎるか?15%ぐらいで2kmぐらいあると彼がアタックするのにちょうどいいと思うが、距離・斜度ともに少しヴィンゲゴーが攻撃をしかけるには役不足か。
また各国チームの出場選手でいえば世界選出場選手と一部異なる布陣を組んでいる国がほとんどだ。
たとえばベルギーチームは世界選に出場していたティシュ・ベノートが今回も出場するものの、一方で世界選に出場していなかったSoudalーQuickStepのウィリアムジュニア・ルセルフ(Junior Lecerf)がこちらに出場する。
スロベニアチームでいえば、世界選に出場していたマテイ・モホリッチ、ドメン・ノヴァクなどが今回も出場する一方で、プリモシュ・ログリッチは出場せず、かわりに世界選に出場していなかったヤン・トラトニクが出場する。
優勝予想はタデイ・ポガチャルで問題ないと言いたいところだが、個人的には世界選でのリベンジに燃えるベルギーチームの猛攻撃に期待してレムコ・エヴェネプールで。
予測:ポガチャル圧勝以外考えられない、終わり。
せめて100kmからのアタックはやめてあげて!