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新城幸也の引退についての考え方「楽しければいい」

41歳の新城幸也が語るロードレースを続けることについての考え方

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昨日開催されたツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。その最大の目玉選手ヨナス・ヴィンゲゴーが落車してしまうというアクシデントもあったが、彼に怪我はなく無事に大会を終えた。

そして地元日本人選手として今年もさいたまクリテに参加した一人が日本のレジェンド、新城幸也だ。今年は1年契約でイタリアのProTeamであるSolution Tech – Vini Fantiniで走ってきた。

41歳という年齢で、ProTeam以上のレベルのチームに所属する選手としては最年長(コンチネンタルチームを含めれば最年長は53歳)だ。

これまでの彼のコメントなどから考えれば、もはや自分自身の力を世界に対して証明するために走るのではなく、チームをより強くするために、そして若い世代に生き馬の目を抜くような戦場である本場ヨーロッパのプロの考えを伝えるために走っているように思われる。

そんな彼は上述のように現チームとは1年契約であり、さいたまクリテ後もまだ来年度に向けた新しい契約の発表はされておらず、少なくとも現時点で世間的には契約のない選手の一人となっている。

だが新城はスペイン紙Marcaによるインタビューでは来年もまだ現役として走り続ける意欲に衰えはないことを示す。

情報源:Arashiro, el cuarentón que unió dos mundos, ‘relanza’ a Pello Bilbao: “El próximo año tendrá una explosión”

新城幸也はこれまでワールドチームとしてはEurope Car、Lampre – Merida、Bahrain – Victoriousに所属してきた。特に今回のMarca紙のインタビューはBahrain-Victorious時代のチームメイトだったミケル・ランダ(今はSoudalーQuickStep)とぺリョ・ビルバオついての新城のコメントが紹介されている。

同時にそのインタビューにおいて新城はスペイン人選手で49歳フランシスコ・マンセボ(日本のコンチネンタルチームのMatrix Powertag所属)にも触れて次のように語る。

“Si yo sufriera así, me pararía. Pero él continúa. Cada ciclista tiene motivaciones distintas. Si disfruta, ¿por qué no?”

訳「自分がマンセボみたいに49歳になってもレースでもがくというのはさすがにないと思う。でも彼はあの年齢でも現役やん。だからモチベーションは人それぞれよ。本人が楽しければええやろ」

裏返せば、新城幸也も楽しめるうちは走り続けるということだろうか。上述ようにチームを強くしたり、若い世代に経験・知恵を伝えることが楽しくなくなったらやめるということ。

新城はチームが強くなるという点については今年の戦績を振り返り、Solution Tech – Vini Fantiniは小規模なチームであるにもかかわらず今年は20勝以上をあげたことでチームの進化があったと話し、今年の結果に手応えを感じているようだ。

上で書いたようにまだ来年度の契約についての発表はないが、本人のコメントからすると焦っているような感じはないように思われる。おそらくすでに決まっていて、あとは発表を待つだけという状態なのではないか?そう願いたい。


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