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来年のツールでも大規模デモの可能性

今年のブエルタに続き来年のツール・ド・フランスでも大規模デモの可能性。ただし政治的デモではなく環境保護についてのデモか。

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今年のブエルタ・ア・エスパーニャでは大規模な反イスラエル・デモが大会を混乱させ、複数のステージでコース変更やレースの途中キャンセルなどが発生した。それは政治的主張のデモの一種だったと言える。

そして来年のツール・ド・フランスでも大規模なデモが行われるかもしれない。

情報源:2026 Tour de France use of Col de Sarenne sparks opposition from local environmentalists

来年のツール・ド・フランスは狂気の2日連続ラルプ・デュエズ山頂フィニッシュが最大の特徴と言えるだろうが、それは第19ステージと第20ステージだ。同じラルプ・デュエズといってもそこに至るルートは異なる。

そして今回問題となるのは最難関ステージ(クイーンステージ)となる第20ステージだ。1日の獲得標高は5600mの予定。

そしてその日はラルプ・デュエズの前にガリビエ峠、そしてコル・ド・サレンヌ(Col de Sarenne)を通るのだが、このコル・ド・サレンヌが問題となっている。

なぜならコル・ド・サレンヌはエクラン国立公園(Parc national des Ecrins)の西隣に位置する山岳で、そのエリアには希少な野生動物たちが暮らしているからだ。

そこで今回そのコル・ド・サレンヌをツールで使わないようにするため、環境保護団体がネット上で署名・嘆願活動を繰り広げられているようだ。すでに6000人以上の署名が集まっているもよう。

環境保護団体たちは、ツールに使われた場合には車や観客が大量に押し寄せ、当日はヘリコプターも飛び、さらにレース前からアマチュアのサイクリストたちも登ろうと押し寄せるなどして、環境に悪影響が出ると主張する。

これまでにもツール・ド・フランスで環境保護との調整が問題となったとき、主催者側はレースカーやモーターバイクなどの台数制限を課したりしてきた。そのため来年のコル・ド・サレンヌでもそうした規制が敷かれる可能性はある。ただそうした対策についてはまだ発表されていない。

もし主催者側がそうした対策を何も行わずにコル・ド・サレンヌを使用するならば、今年のブエルタの政治的デモとは異なる環境保護団体によるデモが行われる可能性がある。


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