レビュー
Rapha






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イニエスタ「昔ツール・ド・フランスなどを見ていた」
Israel-Premier Techは、サッカー界のスターだったアンドレス・イニエスタが共同創業者のNSN、そしてスイスのStoneweg社がスポンサーとなり、NSN Cyclingへと生まれ変わる。
そのチームプレゼンテーションが先日行われたのは各所での報道された通りだが、その記者会見の中でイニエスタは「子供ころ祖父とツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャを見ていたんだよ」と語る。
その中で、かつて活躍したスペインのスター選手であるミゲル・インデュライン、アルベルト・コンタドール、サムエル・サンチェスといった選手の名前も登場した。
なぜイニエスタがロードレース界に関与しようとしたのか、その具体的な理由はわからなかったが、この彼の発言を踏まえると、幼少期の記憶とリンクしているのがわかる。
もちろんビジネスとしてやるわけで、過去の思い出だけで関与を決めたわけではないだろう。ビジネス上の様々な思惑・計算が絡んでのことだろう。
ただロードレースはイニエスタ世代(それより上の世代もふくめて)にとっては「その世代の文化の1つだった」とも語り、やはり彼自身ロードレースに親しみがあったということだろう。
チームはスイス国籍(スイス企業Stonewegとの関係上)となるが本拠地はスペインのジローナとなる。
またチームとしてはルワンダにおけるレースプロジェクト、Racing for Changeにも力を入れる。エーススプリンターとしてエリトリアの英雄ビニアム・ギルマイを迎えたこともあり、アフリカとのつながりを重視する方向だ。
なお来年の2026ツール・ド・フランスはスペイン第2の都市バルセロナからのスタートとなる。