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ベン・ヒーリーが語る現代のレース速度上昇の原因
今アイルランドで最も熱い漢、ベン・ヒーリー(Ben Healy)。25歳にして同国の期待を一身に集める期待の星だ。
昨年のツール・ド・フランスでは第10ステージで3位になった結果、マイヨ・ジョーヌを着用する栄光を経験した。アイルランド史上4人目となる名誉だった。さらに最終的にツールは総合9位でフィニッシュ。その第10ステージについての過去記事がこちら。
そして昨年の世界選手権でも終盤のアタックと粘りの走りで3位。
今年も積極果敢なアタックでロードレースを沸かせてくれそうなベン・ヒーリーが地元メディアIrish Mirrorによるインタビューで、ドーピングやツール・ド・フランス総合優勝の夢などについて語っている。
情報源:Ben Healy: ‘Every cyclist has that Tour de France dream deep down’
ヒーリーはUCIがやっているドーピング対策について良くやっていると評価しつつも、昨年10月にバイオロジカル・パスポートの異常値検出を理由として、Red Bull-BORA-hansgroheに所属していたオイエル・ラスカノがUCIから暫定的な出場停止処分を課され、同時にチームとの契約解除となった事件について、
“Look at Oier Lazkano, everyone’s being tested thoroughly and pretty often to be honest, potentially even more than other sports.”
訳「それでもオイエル・ラスカノの件があったやん。選手はみんな徹底的にかなり頻繁に検査されるわけやけど、ぶっちゃけ、他のスポーツよりも潜在的に多いかも」
こう述べながら同時に、ドーピングした人間がしっかりと判明したことは良かったと、またラスカノがどうやって他の検査をすり抜けたんだとちょっと驚いたとも話す。
2025ツール・ド・フランスは大会史上最速の平均速度42.849km/hをマークしたわけだが、ヒーリーはかつてよりもレースの平均速度があがる今のプロトンについて、その速度上昇の1つのファクターは機材の進歩だと語る。
彼がU23時代に使っていた機材と比べても(それもたった5年前のことだったのに)、その5年で機材がかなり進歩したと言う。
“The bikes are night and day different almost, that’s the first thing.
訳「たった5年前のU23時代のバイクと今使っているバイクは月とスッポンぐらいの差がある。」
またレースにおける作戦・走り方の変化が最も大きな速度上昇の要因だと主張する。
“Look at UAE, they just set up their train and one by one the riders pull the race along at maximum speed possible. That makes a big difference,”
訳「UAEがその最たる例で、トレインを組んで交代で最高速度でプロトンを引き倒すやろ。それがこれまでのレースとの大きな違いやね」
今年のツール・ド・フランスを総合9位という望外の?素晴らしい総合成績で終えたベン・ヒーリー。このまま総合系エースへと転身・成長する可能性もある。そして彼自身もツール・ド・フランス総合優勝は夢だとも語る。
しかしそんなツール制覇の夢は選手ならみんなが心の中で抱いている夢だとも述べ、本気でツール制覇を狙うという気持ちがあるわけではないと言う。そして同時に現実的にならなければならないとも話し、
I think right now it’s potentially a bit of a stretch.
訳「現時点ではツール制覇はちょっと無理な話よ」
このように言う。