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Rapha






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Movistarで走っていたポルトガル人ルーベン・ゲレイロがドーピング対策ルール違反で退団、引退か?
昨年度はRed Bull-BORA-hansgroheに所属していたオイエル・ラスカノのバイオロジカル・パスポート異常値検出による暫定的なレース出場禁止処分とチームからの即時解雇が大きく報道されたが、その後もロードレース界では連続していくつかのアンチ・ドーピングシステムにおける違反が発生した。
そんな2025シーズンが終わり新年を迎えたわけだが、どうやらMovistarの中堅ポルトガル人選手で31歳のルーベン・ゲレイロがアンチ・ドーピングルールに違反し、Movistarから退団となっていたようだ。
ルーベン・ゲレイロといえばポルトガルを代表するクライマーという印象の選手。2017年に当時のワールドチームTrek-Segafredo(現Lidl-Trek)でプロデビューし、Katusha-Alpecin、EF Education-EasyPost、そして2023年からMovistarで走っていた。
キャリア最高の栄誉はやはり2020年ジロ・デ・イタリアのステージ優勝と山岳賞獲得だろうか。
だが2023年のツール・ド・フランスを最後に2年間グランツールには出場しておらず、また勝利からも遠ざかっている。
そんな彼だが、どうやらプロ選手に課されている居場所方向義務を怠ったことでMovistarとの契約継続も叶わず退団となったようだ。
このゲレイロの義務違反については現時点でUCIからの発表はない。それが直接的にUCIによる処分に結びつくものではないからだろう。
しかし同報告義務はドーピングをしていないかの検査を受けるためのものであり、その義務を怠るということはドーピングに関与しているのではないかとの疑念を生じさせる。
チームとしてはそんな選手を抱えていてはチームの評判が毀損されるのはもちろん、もしその後実際にドーピングが明らかとなれば、「なぜ報告義務違反のときにさっさと放り出さなかったのか」と責められることは間違いない。
そこでチームは(他にももともと戦力外という構想だったのかもしれないが)2026年に向けての残留もオファーせずゲレイロを退団させることにしたのだろう。
報道では、ゲレイロは地元ポルトガルのコンチネンタルチームと契約して現役続行という可能性もなさそうで、そのまま引退となる可能性が高いようだ。
なおポルトガルは近年ドーピングが発覚する事例が多くあり、その隣国スペインとともにドーピング疑惑という点で要注意の国という印象だ。