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ロードレースについにエアバッグ導入か?Team Picnic PostNLともう1つのワールドチームが使う予定
これまでロードレースの安全対策の1つとして自転車用エアバッグがときどき話題になることがあったが、実際にUCIワールドツアーまたはそれに近い格式のUCIレースで正式に導入されることはなかった。
だが今年ついにエアバッグがUCIレースで使われるようになるかもしれない。
今回話題になっているエアバッグはAerobagという製品で、ワールドチームの1つであるTeam Picnic PostNLがこれからトレーニングで使うことを明言している。そしてレースでも使う可能性があるとされる。どのように機能するか、次の動画を見て欲しい。
The WorldTour team Picnic PostNL confirmed they will be using this system already this season… very interesting. They said that they will start testing it already next week with their development riders in training. 💜
— Lukáš Ronald Lukács (@lucasaganronald) January 17, 2026
In my opinion this has the potential to revolutionize… pic.twitter.com/VAAj2jrQDo
このようにビブショーツと一体化?したウェラブルなアイテムとして機能する。インナーチューブの技術革新でおなじみのTPU製のチューブがビブショーツに縫い合わされていて、そして背中の部分にはポーチが備え付けられているようだ。
そのポーチにはこのエアバッグシステムの頭脳ともいうべき複数のセンサーとそれを司るプログラム、そしてユーザーによって取り替え可能なCo2カートリッジが入っているとのこと。
各種センサーからの情報でプログラムが自動的にかつ瞬時に落車を検知しエアバッグを膨らませ、選手を守る仕組みだ。Team Picnic PostNLのウェアサプライヤーのNaliniがAerobagと共同してこのチームキットを開発した。
このAerobagをまずは来週あたりからTeam Picnic PostNLの育成チームがテストしていくもよう。そのテストでは正確に作動するかどうかも当然だが、特に運動時の「暑さ」がどうなるかも大きな焦点となりそうだ。
そしてAerobag側によると、別のワールドチームもまもなく同エアバッグを使うことを発表することになっているとのこと。はたしてどこだろうか。
さてこのエアバッグをトレーニングで使うのは問題ないとして、最も気になるのはレースで使えるかどうかだ。つまりUCIルールとの関係だ。
開発側によるとこれまでに議論をUCIと重ねてきており、UCIからは幅広いサポートを得ているとのこと。つまりUCIも前向きだと考えられる。
いちおう現状のUCIルールでは「余計なものをウェアにつけるな。ウェアに余計な細工をするな」というのが原則であり、その例外を認めてもらうにはUCIから正式に許可を得なければならない。
レースで使うにはその許可がいつになるのか、その時期が問題となると思われる。シーズン終盤になってからでは意味がない・・・とまでは言わないが、選手の安全確保や商業的な宣伝という両観点からは許可が早ければ早いほうが良いのは間違いないだろうと思う。