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ジョアン・アルメイダが語る集団前方のリスクとタデイ・ポガチャルのためのアシストについて
UAE Team Emirates – XRGの総合エースの1人で、27歳のポルトガル人選手のジョアン・アルメイダ。昨年はブエルタ・ア・エスパーニャでヨナス・ヴィンゲゴーに続いて総合2位に輝いた。
それ以外には春のイツリア・バスクカントリーとツール・ド・ロマンディで立て続けに総合優勝、さらにはツール・ド・フランスの前哨戦の1つとされるツール・ド・スイスでも総合優勝を果たした。
その後はツール・ド・フランスに出場するも途中で落車して大会リタイアを余儀なくされたものの、上述のようにブエルタで好成績を残した。
そんなアルメイダはやはり2025シーズンについては「間違いなく、過去最高のシーズンだった」と振り返る。
今年の彼のレーススケジュールだが、もともとワンデイレースも組み込む計画だったようだが、ステージレースにより集中し、また休息もしっかりとりたいという彼の希望で、そうしたワンデイレースはカレンダーから外された。
そのため彼の2026年シーズンインはヴォルタ・アン・アルガルヴェとなり、続いてパリ~ニースとボルタ・ア・カタルーニャとなる。
そしてシーズン前半の最大目標がジロ・デ・イタリアとなる。そこで最大の敵ヨナス・ヴィンゲゴーと対峙することとなる。
今回ジョアン・アルメイダは、グランツールなどステージレースの走り方について、あえて体力温存のため集団前方の良いポジションを諦めることもあると話す。曰く、「必ずしも集団前方にずっといることがベストではない」と。
ロードレースでは基本的に集団前方にいるほうがカオスな展開にも対応しやすく、落車の危険を遠ざけることもできるという点で良いとされる。
だがアルメイダは場合によってはそうした前方のポジションを捨てて、あえて後方に下がって脚を温存することも重要だと考えているようだ。集団前方はそれなりに体力を使うのだろう。
昨年の2025ツール・ド・フランスは上述のように第9ステージで落車を喫し、その日をDNFとなってしまった。アルメイダはそれを振り返り「その落車がなければ去年はもっと良かったかもね。でも落車リタイアもロードレースやしね」と話す。
2024年そして2025年と2年連続でツール・ド・フランスに出場してきたアルメイダだが、今年はジロ・デ・イタリアに集中し、ツール・ド・フランスには出場しない。その点については、
I believe he was slightly sad, but I don’t think I’m fundamental to him winning a Tour
訳「自分がツールに出ないことでポガチャルはちょっと寂しく感じたと思うよ、でも、彼のツール制覇に自分は必要ないと思ってる」
このように語り、他のチームメイトとポガチャル自身の力があれば今年もツール総合優勝は十分可能であると考えている。
だが、アルメイダが今年のジロでヴィンゲゴーを疲労困憊になるまで追い詰めることができれば、ヴィンゲゴーのジロ後の疲労回復とツール準備をそれなりに難しくさせることができるのではないだろうか。
そういった意味ではアルメイダによるジロの奮闘がポガチャルにとって間接的な援護射撃になる可能性があるのではないだろうか。