なぜ?来年はツアー・オブ・カリフォルニア開催されず。その理由とは?
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情報源:The Amgen Tour of California will not run in 2020
なんとこれまで順調に開催されていたツアー・オブ・カリフォルニア(以下TOC)が来年は開催されないことになった。Why?
Thank you, fans. It’s been an amazing 14 years. “AEG, the world’s leading sports and live entertainment company, today announced that they will put the Amgen Tour of California race on hiatus for the 2020 racing season.” pic.twitter.com/56qlHkzYVJ
— AmgenTOC (@AmgenTOC) October 29, 2019
これまで14年に渡ってアメリカ最大のロードレースとして開催されてきたTOC。なのに、一体なぜ?
TOC欠落の理由
その理由はお金。資金。
今までそれなりに順調に運営されていると思ってた(個人的に)TOCも、実は裏側では、ビジネスモデルの不具合、資金繰りの困難が増していた。
TOCの代表であるKristin Kleinは、情報源記事で次のように述べる。
“This has been a very difficult decision to make, but the business fundamentals of the Amgen Tour of California have changed since we launched the race 14 years ago,”
訳「今回の決定はとても難しい決断やった。でもTOCのビジネスの根幹が14年前とはガラっと変わってしまったんや」
“It has become more challenging each year to mount the race. This new reality has forced us to re-evaluate our options.”
訳「年を経るごとにどんどんビジネスとして難しくなっていってたんよ。そんで、今後のことを評価し直さないとあかんハメになってもうた」
TOCは2006年にUCI2.1カテゴリーのレースとして始まった。翌年には2.HCカテゴリーへ昇格。そしてついに2017年にはワールドツアーレースとして認定されるようになった。
しかし、レースのカテゴリー(格)があがると警備などコストが上昇する。招待する選手やチームも一流選手・一流チームとなる。イベント規模も大きくなる。
問題はそういったコスト上昇に見合うだけのリターンがなかったということやね。今回の件は、アメリカでのトップカテゴリーのロードレース開催の難しさを示している。エンタメの本場にして、世界のビジネスの中心であり、スポーツビジネスの本場でもある米国ですら、ロードレース開催は難しいということか。日本ならさらにいわずもがな?
いちおう運営側は、再来年2021年には再スタート・復活をしたいと希望を述べるが、どうなるやろね。
いちおう今のとこ米国の経済は堅調に推移してるみたいやけど、なんか新しいサブプライムローン問題にみたいな問題が頭をもたげつつあるみたいやし、サブプライムローンみたいなやつがまた発生したらTOC復活も難しくなるやろね。
さてこれで、先日、「Mr. TOC」ことPeter Saganがジロ参戦を表明した理由もはっきりしたね。毎年ジロとTOCは日程が重なってて、SaganはスポンサーであるSpecializedの本国のほうを優先してきたからね。そのTOCがなくなったおかげで、ジロに専念できるというわけやね。
資金問題は切実・・・
さいたまプロレ・・・クリテリウムはなんだかんだと言ってずっと開催されて
あの面子なんで資金的には成功してるんですね。
キッテル日本好きならJPT走ってくれたら最高
なんだかんだ言われるも、さいたまプ〇レス・・・さいクリは頑張ってると思うブヒ。
日本で何もないよりは有名選手がちゃんと来てくれるイベントの存在はやはりありがたいブヒね。
キッテルは、日本の選手と海外チームをつなげるコーディネーターみたいな役割りしてくれると嬉しいブヒね。