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Chris Froome Twitterより |
第19ステージでは、今まで負け続けたあの男がプロの仕事を見せてくれたで。燃える闘魂や!ボンバイエ!
悪魔おじさんKAWASAKIのバイクにのる。
El Diablo s’attaque à #LaCaravane à 2 jours de la fin ! / El Diablo is going crazy! 😈😮 pic.twitter.com/OVouJ2CLiI— La Caravane du Tour (@CaravaneduTour) 2017年7月21日
まだまだ元気やな、じーさん。
第19ステージが終わった。独走勝利を飾ったのは、これまでキッテルとスプリント勝負を幾度と争って写真判定に持ち込まれ、そして敗れていた男。脚質ノルウェーのノルウェー人。
ArcticRaceofNorway Twitterより |
もう写真判定はイヤだ!
今回は写真判定なんて必要ないぜ!やったぜ。この勝利のカギとなった最大のポイントは、「コースの予習」と「モチベーション」や。
第1にコースの予習という点からいうと、この動画をまず見てほしい。
わかるかな?
これはゴール前最後のラウンドアバウトなんやけど、ボアッソン・ハーゲンと、Sunwebのニキアスの二人だけが、右側を走ってるやろ?そしてその結果、逆サイドを走ってた集団よりも出口で先行することができた。
つまり、右側走るほうがちょっと距離が短くて済むんや。
そして実はこのことを、ボアッソンはレース前にGoogle Mapか何かで見て予習してたらしい。しかけるならここや、と。
よく「仕事は準備が8割」と言われるけど、それはこういうことなんやね。下調べは大事ってほんとわかる。ま、ワシは仕事の準備や予習なんてしたことないけど。豚やからね。だいたいそんなたいした仕事してへんしね。そもそもめんどくさいし。おまえらはちゃんとやるんやで。
第2にモチベーションという点。この点については、ボアッソン所蔵のチーム、ディメンションデータはエースであるカヴェンディッシュがサガンとのアレでツール早々にリタイヤして、チームの年間の最大目標が突然消滅した。本来ならボアッソンも、カヴェンディッシュの勝利のためにアシストすることが任務だったはず。
しかしそんな中でもボアッソン曰く、「チームはモチベーションを高く維持してた」と。たしかに、連日、ディメンションデータの選手は逃げにのったりしてたわな。
そしてこういった勝利へのモチベーションがあるからこそ、ちゃんとコースの予習をしようという行動をとれるんやね。
コースの予習(仕事の準備)とモチベーション。まさにプロの仕事。さすがやね。
以下、第19ステージまとめ動画とGoProによるプロトン内部から撮影された動画など3つご紹介や。
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2017ツール・ド・フランス第20ステージ個人タイムトライアルコース ASO公式サイトより |
さて、いよいよ今年のツール総合優勝が実質的に決定する個人TTの第20ステージ。見てのとおりほぼ平坦。ちょっとだけ116mほど登る山というか丘がある。
注意点は、たぶんこの山・丘の下り。ここでやらかすともう終わるからね。長い下りちゃうけど、安全にでも速く走らなあかん。しかも通常のロードバイクと比べてちょっと操作しにくいTTバイクでね。
フルームはTTが強いからこそ圧倒的に有利やけど、実はキャノンデールのウランもTTは強い。ツール以外のレースで過去にフルーム相手に個人TTで何度も勝ってるんや。今年のウランは、全盛期と同じかそれ以上のレベルで仕上がってるから、ひょっとしたらひょっとするかもしれへんで。まぁ1%ぐらいの確率やろうけど。
第20ステージのコースPV。
(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)