E.ベルナルのツール参戦に光。スぺイン政府が入国緩和へ
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新コロ助19の暴風が吹き荒れる欧州。その各国が感染拡大のための移動の制限として、外国からの入国を原則禁止のようにしてきた。
それに伴い欧州外に住むスポーツ選手らが、欧州に渡航できない状態になっていた。ロードレース選手の場合それが続けば当然に、ツール・ド・フランスなどのビッグイベントに参加できなくなる。特に以前はチームIneosの若きエース、母国コロンビアで調整を続けるエガン・ベルナルがツールに出られないのではないかとの危惧もニュースになっていた。
しかし、スペイン政府がそのような入国制限を緩和を決定。重要な労働者については入国を許可する方向となった。
情報源:https://www.velonews.com/news/spain-to-allow-non-european-riders-into-country/
スペイン政府のこの制限緩和により、チャーター機などでコロンビアから同国への入国が可能となる。誰でも彼でも入国が許されるわけではなく、あくまで「重要な労働者だけ」であるが、ロードレース選手だけでなくサッカーなどの各種のプロ選手は問題ないであろう。情報源記事では200人近いコロンビアのアスリートたちがチャーター機によるスペインへ向かうフライトを予定しているもよう。
今回のスペイン政府の緩和より前にEUがすでに緩和の方針を打ち出していたが、その対象となっているのはEU内に居住資格を持っている(居住権カードを持っている)か、EUへ戻れるVISAを持っている人間だけだった。スペイン政府はそのような制限を付けず、「重要な労働者」というより緩和された条件での入国を認めることになっている。
ただ、今回の緩和はあくまでスペインだけの話であって、スペインが緩和したからといってEU内の他国への入国が直接に緩和されるわけではない。
一方でEUが言うような条件を満たせば、とんでもないことになっているアメリカからのEUへの入域が可能となるのか、スペインから他国への入国が可能となるのか、EUのその緩和の詳細はまだ不明である。