アラフィリップはクリンチャータイヤSpecialized ターボコットン(TURBO COTTON)を使っていた。
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昨日のツール・ド・フランス第2ステージで激走を見せたジュリアン・アラフィリップ。そんな彼が使っていたタイヤはチューブラーやチューブレスではなく、SpecializedのクリンチャータイヤTurbo Cotton!
情報源:Tour tech: Julian Alaphilippe takes historic win on clincher tires
Specialized pushes the envelope, and on Saturday the #bike brand nabbed a Tour de France stage win with the Turbo Cotton clincher tires. Read the full article at Tour tech: Julian Alaphilippe takes historic win on clin… https://t.co/ach00Gq10f via @cyclingboomer #velo #cycling pic.twitter.com/qusntPMbef
— Boomer Cycling (@CyclingBoomer) August 30, 2020
Proud of you, @alafpolak1 👏👏👏#TDF2020
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) August 30, 2020
Photo: @GettySport pic.twitter.com/iAMEktQfIJ
Specialized公式:Turbo Cotton(ターボコットン)
伝統的にはプロはチューブラータイヤという常識だったが、その常識が近年は崩れつつある。理由はタイヤの技術的・理論的進化である。今や最新のチューブレスやクリンチャーがチューブラーよりも高性能というのが常識になりつつある。
プロはパンクの場合などのことも考えまだ大半はチューブラーであるが、それでもある種のレースなどではチューブレスやクリンチャーも使われることが多くなってきた。
たとえば以前もこのブログで書いたが、TTスペシャリストのトニー・マルティン(Tony Martin)はTTでクリンチャータイヤを使っていたことがある。
過去記事:クリンチャータイヤがツール・ド・フランスでも使われている?
今回の第2ステージで使ったことについて、Quick-Step Cyclingのテクニカルディレクターは次のように述べる。
“We’ve known how fast Turbo Cotton clinchers are, winning many time trials with them, thanks to their low rolling resistance,”
訳「Turbo Cottonクリンチャーのすごさは知ってるからね。TTでも何回も勝ってるし。なんといっても転がり抵抗の低さがすばらしい」
同時に6月のチームキャンプからずっとこのTurbo Cottonクリンチャータイヤを使ってテストを重ねていたとも述べている。
ちなみにジュリアン・アラフィリップが使っていたホイールはRoval Alpinist CLXクリンチャーホイールである。
なお、この日も彼がつけていた腕時計についてはこちらの記事をどうぞ。