チッコーネが来年グランツールエースへ?契約更新との関係
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トレック・セガフレード(Trek-Segafredo)が誇る天才クライマーのジュリオ・チッコーネ(Giulio Ciccone)がどうやら2021年に初めてグランツールエースとしての役割を担うもよう。
情報源:Ciccone set to move into Grand Tour leadership role in 2021
トレック・セガフレードといえば、おっさんばかりを集めてばかりで新人の育成がどうもできていない印象があるが、そんなチームが初めてといってもいいぐらい、輝ける若き才能の獲得に成功した事例がチッコーネである。移籍直後から素晴らしい走りを見せてくれた。
そして情報源記事によれば、同チームのマネージャーのLuca Guercilenaは、チッコーネを来年グランツールでエースとして走らせようと考えているもよう。もちろんチッコーネにとってはキャリア初のグランツールエースとなる。
今回のこのチームの考えにはいくつかの理由があるだろうが、その1つとして考えられるのが、チッコーネとチームとの契約期間である。
チッコーネとの契約は2021年まで。もちろんチームとしてはチッコーネを失いたくはないであろう。そこで契約が切れる2021年の当初から「お前がグランツールエースや!」と確約することで、チッコーネの願いを満足させつつ、チームへの愛着心・忠誠心を増やし、契約の更新をしてくれることを期待。すなわち、契約交渉を優位に進めるための材料としようとしているのではないか?
チッコーネ自身はイタリア人であるので、イタリア国籍のワールドツアーチームがあればそこに移籍も考えられるが、現状はイタリア国籍のワールドツアーチームは存在しない。一方で、トレック・セガフレードのスポンサーのコーヒー企業のセガフレードはイタリア企業である。
ならば、セガフレードとしてもイタリア人のスター選手を逃したくないであろうし、チッコーネ自身もイタリア企業との仲は大事にしたいのではないか。
というわけで、もし本当に来年にグランツールエースとしての待遇が約束されるのであれば、契約更新の可能性は高いと思う。
いいですねチッコーネ
小柄(176cm リッチー・ポートと同じくらい)な選手が大男どもをぶっちぎって活躍するのってワクワクしますからねぇY(^ ^)
今年のグランツールではあまりいいとこなかったけど、来年からはいけるはず!
フォルモロ、マスナダ、チッコーネのイタリアントリオでグランツール山岳を支配や!