今年はグランツールのワイルドカード枠を拡大か?UCIが要請を受けて検討中
ASOとRCSがグランツールのワイルドカード枠拡大をUCIに要請へ
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今年のグランツールではワイルドカード枠が拡大されるかもしれない。イタリアメディアTuttoBiciによると、ASOなど主催者側がワイルドカード枠の拡大をUCIに要請しているもよう。
情報源:I GRANDI GIRI CHIEDONO ALL’UCI UNA WILDCARD IN PIU’
現在のUCIのルールでは、グランツールの出場チーム数は全部で22。そのうち19がワールドツアーチームで占められるため、ワイルドカード枠は現状3つである。しかし、そのうち1つは、昨年のProTeamのチームランキングで首位となったマチュー・ファン・デル・プールを擁するアルペシン・フェニックスが獲得している。そして同チームは今年は全グランツールに参戦する意向をすでに発表している。
よって残されたワイルドカード枠は2つしかない。そして今年はおもしろいことに、グランツールが行われるフランス、イタリア、スペインのそれぞれに4つずつProTeamが存在している。母国のチームを出来る限り招待したいが、それら4つの中から2つを選ぶという難しさは今年は各ツールで平等となっている。
UCIはこの要請を受けて、すでに検討中とのこと。2月中にはどうなるかが発表されるとのこと。
ちなみに上記3カ国のProTeamは次表のとおり。
フランス | イタリア | スペイン |
TOTAL DIRECT ENERGIE | ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC | BURGOS-BH |
TEAM ARKEA – SAMSIC | BARDIANI CSF FAIZANE’ | CAJA RURAL-SEGUROS RGA |
DELKO | EOLO-KOMETA CYCLING TEAM | EQUIPO KERN PHARMA |
B&B HOTELS P/B KTM | VINI ZABU’ BRADO KTM | EUSKALTEL – EUSKADI |
どれだけ増やすかはわからないけど結局前の人数が減る前くらいに調整してくるのかな?
たぶんそれが限界だと思うブヒね。特にコロナ禍の今、UCIとしてもむやみに増やしたくないはずと思うブヒ。