ファビオ・アルが世界選前にシクロクロス撤退しロードに復帰へ。
Share your love
今シーズンは「原点に立ち返る」ことを目的とし、ロードレースではなくシクロクロスに参戦し、楽しんでいたファビオ・アル。
だが、きたるべき世界選手権を前にして、イタリア代表メンバーとして走ることは諦め、ロードレースへ戻ることを発表した。
情報源:Fabio Aru calls off ambition to race cyclo-cross World Championships
もともとアルはシクロクロスにルーツを持つ選手である。若い頃からシクロクロスをやっていた。
近年の冴えないロードレースでの結果から復活すべく、今シーズンはトレーニングとして、そして何より心理面での調整として若い頃の原点に立ち返って自転車レースの楽しさを思い出そうとしていた。
情報源記事によると、アルはこんなことを述べていたもよう。
“I won’t be taking part in the upcoming cyclo-cross World Championships on January 31. In agreement with the national coach Fausto Scotti, we’ve taken the decision not to take part in World Championships,”
訳「1月31日のシクロ世界選には参加しないとナショナルチームのコーチFausto Scottiと決めた。」
“It’s only right to leave the space to the specialists and young riders who have dedicated time to this discipline.”
訳「どう考えても、シクロクロスのスペシャリストや若い選手に代表の座を譲るのが正しいからね」
これらの言い方から考えると、ひょっとしたらシクロクロスでイタリア代表になるつもりがあったかのように思えるね。コーチとわざわざ話し合って決めるということは、そういうことなんじゃないかと思ってしまう。
もともとただのトレーニング目的で走ってるだけなら、なにもコーチと相談して代表になるのを辞めると決める必要はないと思うが。最初から「世界選に出るつもりはなくて、ただのトレーニング」と言っておけばいいこと。「だから世界選前にロードに戻るわ」と言うだけで良い。コーチも「OK」の一言で終わりそうなもんである。コーチとしても世界選のメンバーとして選ぶつもりだったのか?
(‘A`)あれ?これもうシクロのほうが向いてるんじゃね?