ログリッチがバスクの翌朝にツールの試走というおかしなムーブをかます。
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情報源:Primož Roglič’s double day Tour de France prep just hours after Basque win
イツリア・バスクカントリーで劇的な逆転総合優勝を決めたプリモシュ・ログリッチだが、なんとそのすぐに今年のツール・ド・フランスで登場する2つのタイムトライアルコースの試走に出かけていた。彼のコーチのツイッターを見て欲しい。
Back at work with @rogla stage 20 @LeTour pic.twitter.com/M13KPGjuRD
— grischa niermann (@grischaniermann) April 11, 2021
今年のツール・ド・フランスでは第5ステージと第20ステージで個人TTが登場する。それらのコースの試走をしている様子がツイートされている。
「バスクの翌日に試走?別に普通じゃね?」
と思うだろうが、バスクからフランスへ長距離移動しなければならない。さらに、第20ステージと第5ステージも場所が違うため、やはりさらなる移動が必要。
バスク最終日のゴールは午後5時前。表彰式やマスコミ対応、そして撤収作業などなど各種の面倒を終わらせて、そこからツール・ド・フランス第20ステージのコースまではおよそ330kmの移動だ。
そして最初の試走ツイートがなされたのは午前7時。つまりその前から起きて準備して走り始めていることになる。
仮にバスクから撤収したのが午後7時として、330kmの移動を平均時速60kmで5時間半。その時点でもう夜12時半だ。
そして少なくとも朝6時には起きているだろう。
(‘A`)「頭おかしい」
And TT nr. 2 @LeTour stage 5 pic.twitter.com/oH9Oq1AGWf
— grischa niermann (@grischaniermann) April 11, 2021
さらに次は第5ステージ試走のためにまた移動だ。第20ステージのコースから北方へさらに約480kmの移動して、再び試走。それがこのツイートだ。
このツイートは同日午後12:30ごろにシェアされたものなので、最初の試走から約5時間半後のもの。480kmを5時間半で移動ということは、平均時速約100kmで移動してることになる。高速道路をぶっ飛ばしたのだろう。実際には現地で準備する時間や休憩時間もあるだろう。よって実際の平均時速は120kmぐらいだろうか。
(‘A`)「なんにせよやっぱり頭おかしい」