2021ロマンディ第1ステージの結果と感想
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ツール・ド・ロマンディは初日がプロローグ。そして昨夜が正式な第1ステージ。スプリンターのためのステージという設定だが、実は走行距離168m㎞で1日の獲得標高が2200mという、なかなかスプリンターにとってはタフな設定だった。
そういうコースだったため総合争いにとってどうこうはなく、有力勢は無事に走り終えたが、ピーター・サガンにとっては重要な一日となった。
レースは集団のまま残り20㎞を切る。そこからDeceuninck-QuickStepがレースを動かそうと行動を開始する。
残り11㎞あたりでは、レミ・カヴァニャとマティア・カッタネオが二人でアタック。どちらかを囮にして片方が独走へ持ち込む作戦か。ただ、この動きに素早く反応した選手が2名。BikeExchangeのダミアン・ハウソンとFDJのセバスチャン・ライヘンバッハだ。ただこの2名は積極的に逃げ切ろうした感じではなく、ただDeceuninck-QuickStepをマークしただけという感じ。
やがてDeceuninck-QuickStepの動きも集団に呑み込まれてしまう。そしてゴール前スプリントへ。ゴール前の動画をどうぞ。
サガン復活の勝利キタ――(゚∀゚)――!!
サガンが、ロマンディに出場したのは11年前。プロデビューの年だ。その大会で1勝を挙げている。
そんな懐かしい大会で幸先よく勝利。絶好調という感じではないかもしれないが、コロナ感染からの回復は順調なのではないか。今年もジロ・デ・イタリアに出場するためそのトレーニングとしてロマンディを走っているわけだが、今回の勝利はジロでの活躍を期待させるものと言えるか。本人も気分よくジロを走れるだろう。
この日のトップ10は次の通り。
順位 | 選手(チーム名) |
---|---|
1 | Peter Sagan(Bora-Hansgrohe) |
2 | Sonny Colbrelli(Bahrain Victorious) |
3 | Patrick Bevin(Israel Start-up Nation) |
4 | Andrea Pasqualon(Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux) |
5 | Alessandro Covi(UAE Team Emirates) |
6 | Magnus Cort(EF Education-Nippo) |
7 | Dion Smith(Team BikeExchange) |
8 | Clement Venturini(AG2R Citroën Team) |
9 | Mattia Cattaneo(Deceuninck-QuickStep) |
10 | Jacopo Mosca(Trek-Segafredo) |
サガンの得意な無賃乗車からのスプリントでの勝利ですね!これはかなり調子いいんじゃないんですか。
プロローグのTTで珍しく頑張ってたのはトレーニングの一環だったんですかね。
ジロが楽しみです!
勝負勘の復活と同時に、そんな調子の良さを感じさせるブヒね。
さぁジロで何勝いけるか?