ヴィヴィアーニがQuickStepに戻ってくる?ルフェーブルが意欲
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今年のツール・ド・フランスでついにエディ・メルクスの歴史的大記録に並んだマーク・カヴェンディッシュ。その年齢と昨年の引退危機から土壇場でようやくチームが決まったこと(Deceuninck-QuickStep移籍)という、いわば2つの消極的な要素を考えれば、ファンですら「もうツールでの勝利は無理か」と思っていたかもしれない。
だがしかし、神は彼を見捨てなかった。
ツアー・オブ・ターキーで復活の狼煙をあげると、ツール・ド・フランスでも奇跡的な大復活を遂げた。最終日のシャンゼリゼでは完全なミスで歴史的記録更新こそならなかったものの、世界を興奮させた。
そんなカヴェンディッシュは、Deceuninck-QuickStepとの残留交渉をスタートさせているもよう。チームのボスのパトリック・ルフェーブルが、地元メディアHet Nieuwsbladにもつ自身のコラムでそれを明らかにしている。
情報源:Mark Cavendish, Patrick Lefevere in negotiations to extend contract at Deceuninck-Quick-Step
その中で、ルフェーブルは「カヴェンディッシュの残留を望む」と述べている。おそらくカヴェンディッシュも前向きだろう。あとは条件をどこまで擦り寄せられるか。
ただそのカヴェンディッシュとの交渉以外に、興味深いことが書かれている。それは、ルフェーブルが、現在コフィディスで走るイタリア人スプリンターのエリア・ヴィヴィアーニを獲得したいと思っていることだ。
みんなも覚えているように、ヴィヴィアーニはかつて2018~2019年にDeceuninck-QuickStepに所属していた。ルフェーブルはそのチーム復帰を期待しているようだ。ただ現時点ではまだ急いで話をまとめようとはしていないとも述べている。
もし仮にヴィヴィアーニがDeceuninck-QuickStepに戻ってくるならば、チームとしてはマーク・カヴェンディッシュ、ファビオ・ヤコブセンとともにトリプルスプリンター体制を築くことができて、単純に考えれば各グランツールに1人ずつ割り当てることが可能となる。さてはたしてどうなるか。
ジロは1歩1歩確実に力を取り戻すという意味でヤコブセン
ツールは記録更新という意味でカヴ
ブエルタは低いクラスのレースで勝てればヴィヴィアーニ,ダメならヤコブセンみたいな布陣がカヴファンの自分としては1番の理想ですけどどうなるんでしょうね…
たぶんそんな感じになりそうブヒね。でもヴィヴィアーニはジロにこだわって契約しそうブヒね。
あるいは来年のブエルタはひょっとしたらレムコがエースかも??