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ロードバイクのカーボンホイール、ハブ、ニップルなどで人気の有名ブランドDT SWISSが、ドイツのMTBブレーキブランドTrickstuffを買収し、その傘下に収めた。一体何を狙っているのか?
情報源:DT Swiss buys Trickstuff in bid to expand EU development & production capabilities
Trickstuffは上述のようにドイツのMTB用ブレーキ専門ブランド。MTBファンには馴染みのあるブランドかもしれない。その公式インスタをどうぞ。
スイスとブレーキという2つの単語から思い浮かぶのは、ブレーキ専門ブランドの「SWISS STOP(スイスストップ)」だが、今回はホイールブランドのDT SWISSのほうで全く別。
たしかにDT SWISSはロードバイク用ホイールだけでなくMTB用ホイールも作っているので、ロードバイクよりも高性能なブレーキ性能が重要視されるMTBでは、ホイールとブレーキとの相性が重要と考えられる。そこで今回の買収も「なるほどなるほど」と納得しかけたのだが、今回の発表では、どちらかというと次の点のほうが買収の効果として強調されているようだ。
それは開発拠点の増加と生産・販売体制の強化という2点だ。
DT SWISSとしては既存のそうした拠点や体制に加えて、新しくTrickstuffの開発拠点や生産・販売システムを利用いできるようになったということだ。
なお買収後も両ブランドはノウハウはお互いに共有しつつも、経営的には独立して活動するもよう。