ロードレースもワクチン接種が義務化・強制化か?テニスのジョコビッチのようなこともあり得る?
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先日の1/16にフランス議会が新型コロナウイルスのワクチン接種を実質的に法的義務とする「ワクチンパス」導入に関する法案を可決したことは、みんなも知っていることだろう。
これにより、原則的に16歳以上は飲食店や公共施設の利用を禁止されるもよう。
この政策導入によってフランス国内のロードレースにも影響が及び、たとえフランス人選手でなくとも、ワクチン接種がレース出場に「実質的には」必須のものとなりそうだ。
情報源:VACCINATION AGAINST COVID-19 WILL BE REQUIRED FOR ATHLETES COMPETING IN FRANCE
上述の日本での報道では、ワクチンを打っていない人間の飲食店・公共施設の利用を原則禁止するという内容だけで、アスリートがスポーツの大会などに参加する場合の条件など伝えられていなくて不明だった。
しかし情報源記事によると、フランス保健相の言葉として、「外国人選手を含むエリートスポーツ選手も対象」と明言したとのこと。
ただこの点については先述のように、スポーツイベントに参加するために必須の条件という言い方はされていない。あくまで飲食店・公共施設の利用が原則禁止というだけのように考えられる。
しかしワンデイレースならばともなく、グランツールなどの一定期間にわたる大会では、宿泊ホテルなども含めて飲食店・公共施設を全く利用しないということはありえないだろう。ならば、ワクチン接種が「実質的に」それらのレースの参加条件となって、間接的には全選手にワクチン接種が強制されたと言っても良いのではないだろうか。
折しもここ数日テニスの王様ノバク・ジョコビッチでさえも、オーストラリア政府から国外退去処分を課せられ、全豪オープンには参戦できなくなったというニュースも話題となったばかり。
今後フランスと同様の方針をとる国がヨーロッパで増えていくかもしれない。