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コロナから復帰し、先週末のベルギークラシック戦線に出場していたピーター・サガン。成績は振るわなかったが、特に怪我もなく無事にそれらを走り終えた。
だがしかし、それらのセミクラシックレースで彼が見たものは、若い選手のプロトンへの敬意の欠如だった。サガンはそれについて苦言を呈する。
情報源:“Everyone pees on everyone”: Peter Sagan says younger generation of pro peloton lacks respect
ベルギーメディアHet Nieuwsblad紙に対してサガンは、ステージレースでも総合リーダーの選手がトイレタイムのときはプロトン全体で速度を落として待つべきという暗黙のルールがあるが、今の若い選手はそんなときでも待とうとしないと、さらに、彼ら自身のトイレタイムは立ち止まってやるのではなく、いつも走行中にバイクにのったまま出すと、述べる。
サガン曰く「勝利がかかった終盤ならわかるが、勝利とまだ関係のない場面でもそれだ。汚くてしかたない」と。
まだ若かりし頃のサガンは、特にクラシックレースでプロトンを支配し、プロトンのリーダーとして君臨していたファビアン・カンチェラーラから、その振る舞いについてお小言をくらっていた。
そのたびにサガンは「いやいや神経質になりすぎやろ。でもカンチェラーラは自分のアイドルだから何も反論しないけどね」と一笑に付していた。
そんなサガンも年を取った。今の若い選手をみたときサガンの目には、かつての自分のように、いやそれ以上にやり放題で、プロトンへの敬意が欠如しているように映っているのだろう。たしかに今の若い選手は強いが、
サガン曰く「自分が若かった頃はツール・ド・フランスも楽しかったが、今のツールは楽しむのが難しい。違うレースになってしまっている。かつてはプロトン全体にリスペクトがあり、誰かがバカなことをすれば、プロトン内部でみんなから制裁が加えられていた」と。
ところが今のプロトンはそういったことなり、自分の若かった頃と違うプロトンになってしまったと嘆く。かつて存在していた暗黙のルールも忘れ去られ、もはやプロトンはアナーキー(無政府状態)だと。
かつてのサガンを知っているファンならば「おまいう」みたいな感想になるかもしれないが、最近は多くのプロから今回のサガンと同じようなプロトンの変質、敬意の欠如を聞くことが多くなったように思う。
ロード界のアイドルだったサガンもおじさんになったということか
ロックスターも年をとると丸くなるブヒね。
離婚したけど子供はいるので、あまりみっともない姿は見せられないという想いもあるのかも?