ビアンキから新型Oltre登場。F1マシンの技術を採用したエアフローコクピットが特徴
Share your love
ロードバイクの大人気ブランドの1つ、イタリアのビアンキ(Bianchi)から新型Oltre(オルトレ)となる、Oltreシリーズが発表された。
まずは製品PVをどうぞ。
Oltre RC – ビアンキ初のハイパーバイク
— Bianchi Japan (@BianchiJAPAN) October 18, 2022
勝利のために生まれたエアロマシン#OltreRC #BianchiOltre #Oltre #BianchiRepartoCorse #RepartoCorse #Aerovolution #ビアンキ #Bianchi #RideBianchi pic.twitter.com/wKxAnWuqy3
目次
ビアンキ新Oltre RCの概要・特徴
F1マシンから着想のAir Deflector技術を採用
今回の新型Oltre最大の特徴といえば、やはりF1マシンの技術から着想を得たエアーフロー技術のAir Deflectorというものを組み込んだこと。
上の動画でも、空気がハンドルなどのパーツの中を流れている映像があるが、それがAir Deflectorの紹介だ。
エアロ性能の向上
そのAir Deflectorを搭載したワンピース構造の新型ハンドルに、これまた新型のレパルト・コルサ(Reparto Corse)ホイールを組み合わせて、最上位モデルのOltre RCは、250ワットで40kmを走行したときに旧型よりも45秒速くなる。
また横風に対する性能も向上。エアロ性能を示すCDA値(空気抵抗係数CD×前方投影面積A)は5.1%改善。時速50kmで走り続けると17.1ワットもの省エネが可能に。
完成車のコンポ、スペック、重量、価格など
3種類のOltreシリーズ
今回の新型Oltreシリーズには3種類ある。最上位がOltre RC、ミドルグレードでOltre Pro、そして一番安いOltre無印だ。
このうち上述のAir Deflector技術が使われているのはRCとProモデルだけ。無印には搭載されない。
完成車のコンポ・重量・価格
完成車モデルでは、
- RCがSram Red eTap AXS、シマノ デュラエース Di2、カンパスーレコEPS。これらのRCモデルだけにはそれぞれパワーメータがついていて、順にSRAM Red AXS パワーメーター、Shimano Dura-Ace R9200-P パワーメーター、Stages パワーメーター (左側だけ)となっている。
- ProがSram Red eTap AXS、Sram Force eTap AXS、シマノデュラエースDi2、シマノアルテグラDi2
- 無印がSram Rival eTap AXS、シマノ アルテグラDi2、シマノ 105 Di2
で販売されるようだ。
サドルやフォークなどもRC、Pro、無印でそれぞれ微妙に使われるものが異なるので注意を。やはり新型Oltreの性能を最も発揮できるのはRCになるように展開されている。
その他詳細なスペックなどは公式ページでチェックしてほしい。
最後に重量(サイズ55の場合)と価格は、
- RCが6.85kgで、€13,749~(約202万円~)←!?
- Proが7.3kgで、€7,999~(約118万円~)←!?
- 無印が8.1kgで、€5,399~(約80万円~)
(‘A`)「・・・」
Engineered by us, for you.
— Bianchi (@BianchiOfficial) October 15, 2022
October 18th. It’s almost time.#BianchiOltre #Oltre #Aerovolution #Bianchi #RideBianchi pic.twitter.com/wqpCJiMWh2