アレハンドロ・バルベルデが来年からの仕事について語る
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今年のイル・ロンバルディアを最後にガチのプロレースから引退したスペイン人レジェンド、アレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde)、42歳。来年から何をするのかはこれまではっきりと言及していなかったが、先日のさいたまクリテにてスペイン紙ASに対してその少し詳しい情報を明らかにした。
情報源:Valverde reveals details of new Movistar staff role for 2023
それによると、バルベルデは来年からMovistarで、選手側とチーム側との架け橋となるような、連絡役という位置づけの任務につくようだ。
それは選手、コーチ、ディレクターなどの首脳陣の三者間をつなぎ、チーム内のコミュニケーションや情報伝達・共有をもっと密にさせることが目的の仕事となる。
そして、たとえばグランツールなどいくつかのレースではチームカーに同乗することにもなるだろうと話す。この点については、今年のブエルタで2位となったエンリク・マスも「ベテランがチーム内にいることは価値がある」と話している。
同時にバルベルデは、そのようなモビスターでの仕事以外のことについては、来年からはグラベルレースにも参加したいという気持ちを示している。なお今月末にはコスタリカで、リゴベルト・フラン(Rigoberto Urán)が開催するGiro de Rigo Gran Fondoというグラベルイベントにも参加する予定だ。
ただそうしたグラベルレースにはもちろんガチで優勝を狙うために参加するのではなく、あくまでスポーツを楽しむために参加する。だが本人曰く「朝からトレーニングする習慣は変えない」とのこと。