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アイルランドがツール・ド・フランス招致に向けて動いていることは以前に紹介した。次の記事がそれだ。
だがこのアイルランド自転車界の動きをイギリスの自転車界が批判しているようだ。
アイルランドは上の過去記事のように2026または2027年にツールのグランデパールとなることを目指している。
しかし今回イギリスの自転車の団体Cycling UK(英国代表チームとかではない)は、アイルランドのツール招致活動について「理解できない」と批判を展開。
なぜイギリスの自転車団体はそのように批判するのかというと、イギリスは近年自転車の社会的地位・道路交通上の地位をあげるべく積極的な政策をどんどん打ち出している。しかし一方でそんなイギリスから見るとアイルランドの自転車の地位はいまだ低いままのように見えているようだ。政策として自転車を積極的に推進していないと考えている。
そのようなアイルランドの現状では、たとえツールを招致しても数日間のお祭り騒ぎで終わるだけであって、アイルランド全体で継続的に自転車を推進させていくことにはつながらず、それはたとえば、イギリスからアイルランドへ自転車で旅行しようという観光者がいた場合にアイルランドの道路上で自転車で走っているとイギリスとは異なる危険にさらされる可能性につながる。
こうしたいわば自転車政策がアイルランドで遅れている(イギリス比)こと、ツール招致がアイルランドでの自転車推進政策につながらないことを理由として批判している。こういったことのようだ。