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最長のモニュメントであるミラノ~サンレモを今年制したのはバーレーン・ヴィクトリアスのマテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )。最後の決定的な勝負どころであるポッジオのテクニカルで危険な下りをガンガンに攻めて抜け出し、独走勝利をつかんだ。
そのとき彼が使った秘密兵器が、ドロッパーシートポスト。手元でシートポストの上げ下げができる技術で、MTB界などで昔から使われている。モホリッチは下りではシートを低くし、低重心化。コーナーの旋回性能と安定性をアップさせた。
そんな彼が来年は地獄のモニュメントを本格的に狙うようだ。そうパリ~ルーベだ。
情報源:Zdravniki potrjujejo, da so težave za njim, pred seboj ima poseben cilj
モホリッチはミラノ~サンレモ後に今年もパリ~ルーベに参戦。そして5位という好順位で完走。だが本人としてはもっと上を狙えたという感じのようだ。曰く、「今年はパリ~ルーベで決して特別な結果ではなかった。来年はもっと強い覚悟で望みたい」。
バーレーン・ヴィクトリアスとしては、昨年のパリ~ルーベの覇者でその才能が覚醒したソンニ・コルブレッリ(Sonny Colbrelli)が、プロとしての絶頂期に突然の不整脈で引退となってしまったことが痛いわけだが、モホリッチがクラシックスペシャリストとして活躍してくれば、そんなコルブレッリの穴を埋めてくれる存在となる。チームとしてもそれを期待しているという話はすでになされているのではないか。
モホリッチは今年のツール・ド・フランスにも出場し全21ステージを完走している。しかし、目立った活躍はできずに終わった。
その原因は単核症とコロナ感染だ。
ただそのコロナも伝染性のないものだったがゆえに、レース続行は認められツールを完走することができた。だが決して満足のいく走りではなかったゆえに、残念なツールだったと話す。
なお現時点ではすっかり回復しており、なんの問題もない。今後の冬のトレーニグもしっかりと行う予定だ。