バルギルのリタイアの原因は気管支炎。2023リエージュのDNFについて
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昨年チーム・アルケア・サムシックはトラマドール問題で総合エースでスーパークライマーのナイロ・キンタナ(Nairo Quintana)との契約を途中解除した。そしてキンタナなきあとクライマーエースとして重責を担うのがワレン・バルギル(Warren Barguil)。
アルデンヌ・クラシックでは、初戦のアムステルで35フレッシュ・ワロンヌでは10位と好調な仕上がりぶりを見せていた。しかし先日のモニュメントであるリエージュではDNFで終わった。
バルギルがそのリエージュで何があったのかを自身のインスタで説明している。次の投稿を見てほしい。
これによると、レムコがしかけた登りはコート・ド・ラ・ルドゥットの頂上だったが、その登りのふもとでバルギルはレースを諦めざるを得ない状況になっていたようだ。
その理由は、気管支炎だ。
先週の水曜日のフレッシュ・ワロンヌでは好調だったものの、その金曜日になり喉の痛みを覚えそして気管支炎になった。リエージュが目標だったことに加えて直前まで好調だったこともあり、なんとかいけるだろうと思ってリエージュに出場したものの、やはり走ってる間にどんどん状態が悪くなっていった。最後は呼吸をするのも痛くなり喘息のようになっていたとのこと。そしてラ・ルドゥットの登りでリタイアへ追い込まれた。
バルギルは今年にジロ・デ・イタリアに初めて出場する予定なのだが、この気管支炎の状態次第ではジロの出場もなくなる可能性がある。
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