Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
さきほど2023アジア選手権ロードレースが終わった。序盤の展開は下の記事で書いたとおり。
日本チームはその後も一丸となってレースを前で動かそうとし、展開を支配しようと積極的に動いてた。
日本チーム最大のライバルはUCI国別ランキング23位のカザフスタン。なんといってもワールドチームのアスタナの選手が揃っているのが強い。一方で日本は同ランキングで39位。日本チームはそんなカザフスタンを必ずマークしつつも、38歳のベテラン新城幸也が断続的に逃げを打っていく。運良ければ新城の逃げ切りを、それが無理なら集団スプリントで勝ちに行ける態勢を整えていく。
そして終盤、新城幸也がバーレーンの選手と2人で逃げにチャレンジ。
🐷「これ見ようによっては、バーレーンの選手がバーレーン・ヴィクトリアスの新城をアシストしてるみたいやな。二人ともMERIDAやし」
一方でカザフスタンはこの時点ではプロトンで日本にマークされていたのもあり、手詰まり感?まだ余裕をぶっこいていたのか?この危険な新城の動きについていっていなかった。
しかし残り20kmを切るとついにアジア最強カザフスタンが動いた!カザフの2名が新城との差をいっきにつめ、彼を吸収しそのまま逃げ切り勝利を狙う態勢へ!
日本チームはカザフの最初の動きに反応したものの、一瞬タイミングが悪かったのか油断したのかそのカザフの動きを最終的に許してしまう。ここでカザフx2 vs 新城という構図ができあがる。そのカザフの2名は、上述のようにワールドチームのアスタナで走る2名でともに強力な選手。次のメンツだ。
アスタナのGleb Brussenskiy(2022 U23 アジア王者)
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) June 13, 2023
アスタナのYevgeniy Gidich(2022 カザフ王者)
バーレーンの新城幸也(2022 日本王者)#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権 #アジア選手権
🐷「新城なんかカザフとしゃべってる。最後はこの3人でローテしていこう?」
新城の後方からはチームメイトが一人ヘルプに入ろうと追走をしかけているが、先頭3名との差がなかなか縮まらず、結局ゴールまでこの3名の戦いとなってしまう。
残り距離が減っていく中でついにカザフが数的有利を活かして、グレブ・ブルセンスキー(Gleb Brussenskiy)を飛び出させる!新城は一人で二人をチェックするのが困難なため、一定距離でブルセンスキーを泳がせる作戦をとっていたように見えた。
だがこのあと、カザフが二段アタック!もう一人のエフゲニー・ギディッチ(Yevgeniy Gidich)も加速!これに新城がついていけない!
だがギディッチはこの直後脚をつってしまいブレーキ。新城に追いつかれてしまう。その後ギディッチは再び新城を突き放そうとするが、新城は根性でギディッチを逃さない。
そしてこの状態のままゴールへ。新城の奮闘及ばず!
1位はグレブ・ブルセンスキー(Gleb Brussenskiy)、2位はエフゲニー・ギディッチ(Yevgeniy Gidich)、そして3位に新城幸也。4位に小石祐馬。