ピュアスプリンターは無理?今夜の2023ツール・ド・フランス第8ステージのコースについて
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昨夜の2023ツール・ド・フランス第7ステージは、画面から消えていたカヴェンディッシュのまさかのロングスパートで、「きたあああああああ!」と大盛りあがりとなったゴールスプリントだった。
そして今夜の第8ステージもスプリンターたちのステージとなるかもしれない。
7月8日(土)午後8:55〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 7, 2023
(英語コメンタリー版 午後7:20〜)
Cycle*2023 ツール・ド・フランス 第8ステージ
【リブルヌ 〜 リモージュ】200.7 km(丘陵)
解説:狩野智也さん、中野喜文さん
実況:足立清紀さん
〜J SPORTSオンデマンドでLIVE配信〜https://t.co/bMtbw6RERI#TDF2023 #jspocycle pic.twitter.com/n7Pi6aEGJ7
後半に凸凹が続くが、どの登りもピュアスプリンターが完全に脱落してしまうほどの破壊力をもつかというと、そこまでの難易度は数字上は見られない。そもそもどの登りも登坂距離が短いため激坂区間があったとしてもほんの少しの区間だけだろう。
そう考えるとピュアスプリンターが最後まで生き残りそうだが、ラスト1kmから微妙に登り勾配が始まるようだ。そしてゴール前数百メートルは平均斜度4%となるもよう。
そうしたことを考えるとピュアスプリンターよりは登れるスプリンターのほうが優勝の可能性が高いと思われる。
登り勾配の強いスプリンターといえば、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)、ワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)、マッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)、カレブ・ユアン(Caleb Ewan)、ビニアム・ギルマイ(Biniam Girmay Hail)などだろう。
マチューがどう動くかはエーススプリンターのヤスパー・フィリプセン(JasperPhilipsen)次第か。フィリプセンが無理ならマチューで勝負をかけるだろう。
またワウトは第6ステージで獅子奮迅の働きをしたせいで疲労が溜まっているかもしれない。その場合は最後の伸びが足りなくなる?
となれば、ピーダースン、復調しつつあるユアン、またはギルマイに賭けるほうがギャンブル度は低いか?
それら3チームのチームのトレインパワーを考えるとロット・デスティニー(Lotto-Dstny)が有利と思えるが・・・優勝予想はマッズ・ピーダースンで!
フィリプセンはピーダスン並みに上れるスプリンターでもありますから、絶好調の今ならこのくらいの起伏ならびくともしないかと。
よって、怒涛のフィリプセン4勝目と予想!
まさにその予想通りにフィリプセンが登りで生き残った!
そしてまたマチューが発射台に!
だけど・・・(´・ω・`)