今夜の2023ツール・ド・フランス第18ステージのコースについて
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かつてプロ野球の名選手で名監督だった野村監督が語っていた言葉がある。それは、人生には3つの「坂」があり、上り坂、下り坂、そして「まさか」だ、というもの。
そんな「まさか」が今年の2023ツール・ド・フランスには連日出現し、ファンの脳・心が上下に激しく揺さぶられ、脳震盪?心震盪?になる日々だ。
そしてその「まさか」のうち最大のものが第16ステージと第17ステージで連続。特に昨夜はポガチャルが初めてみせた姿に誰もが驚いたことだろう。
そんな2日間を終えて今日の第18ステージは次のようなコースとなる。山岳ステージではなく平坦ステージだ。
7月20日(木)午後8:55〜
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) July 19, 2023
(英語コメンタリー 午後7:55〜)
Cycle*2023 ツール・ド・フランス 第18ステージ
【ムチエ 〜 ブール・カン・ブレス】184.9 km(丘陵)
解説:畑中勇介さん、永井孝樹さん
実況:足立清紀さん
〜J SPORTSオンデマンドLIVE配信〜https://t.co/fy2SmOAXmM#TDF2023 #jspocycle pic.twitter.com/tp6O1basTl
ちなみに、ツール・ド・フランス本家公式サイトではFLAT(平坦)ステージという記載だが、Jスポのサイトでは丘陵ステージと記載されている。Jスポ独自のなにか基準があるのかもしれないし、大会側が改めて丘陵ステージと修正したのかもしれない。だが上のコースプロフィールを見るに普通に平坦ステージだろう。
楽なコースかもしれないが、もう誰もが疲弊している最終週だけにちょっとした気の緩みでプロトン内部で大落車が起こる可能性もある。しかもゴール前とかではなくわりと序盤で。それだけは避けて欲しい。
さて平坦ステージだけにスプリント賞争いが気になるところ。現在1位はヤスパー・フィリプセン(JasperPhilipsen)。2位はマッズ・ピーダースン(Mads Pedersen)。その差は137ポイント。
この差を埋めることを考えてみよう。今日については、
- 今日ステージ優勝すれば50ポイント
- 今日中間スプリント1位通過すれば20ポイント
となる。これで最大70ポイント獲得可能。
さらに、明日は丘陵ステージ。おそらくマッズ・ピーダースンも乗り越えられる可能性はあるレベルのアップダウンだ。しかも最後は登り基調のゴールとなっている。まさにピーダースン向け。
明日もステージ優勝すれば丘陵ステージなので通常は30ポイントのはず。そして中間スプリントも1位通過すれば20ポイント。よって最大50ポイント獲得可能。
したがって第18・第19であわせて最大120ポイント獲得できる。
仮にヤスパー・フィリプセンが2日連続ポイントなしで終われば、「137 -120=17」。
このようなマッズ・ピーダースンにとって最も理想的かつ最も可能性が低い仮定を考えれば、17ポイント差まで迫ることができる。あとは第20ステージでも中間スプリントの20ポイントをとれば一気に逆転だ。そしてシャンゼリゼでも優勝すればマイヨ・ヴェール確定だ。
🐷「いけるやん!()」
というわけで優勝予想はディラン・フルーネヴェーヘン(Dylan Groenewegen)。えっ?
???「いや、そのりくつはおかしい。」
フィリプセンも登れるスプリンターですからねぇ…。やはり彼が大本命かと。
という訳でファンアールトが遂に勝つと予想します(オイ
????????「いや、そのりくつはおかしい。」
昨日ワウトが前待ちしなかったのは、今日のステージのためだった・・!?
【悲報】ファンアールト、リタイア
………第2子誕生前祝いでラポルト勝利!
ラポルトおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
ワウトから逆にお祝いもらいそう。