ユンボのアーチー・ライアンがEFへ移籍
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これまでJumbo-Vismaの育成チームで走っていた21歳のアイルランド人アーチー・ライアン(Archie Ryan)が、EF Education-EasyPostへ移籍することになった。チームからの発表を見て欲しい。
Join us in welcoming the latest signings in our crop of young talents – Archie Ryan and Jardi Christiaan van der Lee. 💕
— EF Pro Cycling (@EFprocycling) July 28, 2023
We can’t wait to see what the future holds for them.
More: https://t.co/W8bSj0cwaP pic.twitter.com/9TWiWIn02I
アーチー・ライアンは昨年このブログでも紹介したアイルランドの若い才能。今年大活躍しているベン・ヒーリー(Ben Healy)とともに期待される次世代のクライマーだ。昨年このブログでも紹介したが、2022 Okolo Slovenska(ツール・ド・スロバキア)第2ステージでステージ優勝を挙げている。
この過去記事では「プロ初勝利!」という表現をしたが正確には育成チーム所属なのでまだ純粋なプロというわけではない。ただ来年からはチームEFでワールドチームのプロ選手としてデビュー。本当の意味でのプロ初勝利が期待される。なお2022年のツール・ド・ラヴニールでは総合4位。
実は今シーズンは膝の負傷でレースには出られていない。しかし来年からはいけるとの医師のお墨付きがあったのだろう。だからこその移籍契約となったはず。そして1つ年上のベン・ヒーリー(Ben Healy)と同じチームEFということで、これはもう明らかにアイルランドコネクションがあったと見るべきだろう。ベン・ヒーリーが誘った?いや知らんけど。
アーチー・ライアン曰く、ヒーリーとはよき友人関係とのこと。また他にもEFには知り合いが数人いるようで、チームに溶け込むのも早そうだ。そうした人間関係の存在もEFを選ぶ判断要素になったのかもしれない。
そして今回のEFの発表では、もう一人の若い才能との契約が発表された。それがジョルディ・クリスティアン・ファン・デン・リー(Jardi Christiaan van der Lee)だ。オランダの選手でこちらも21歳。タイプはクラシックもいける総合系?
オランダ人らしく(?)、シクロクロスもやっている選手でオランダのU23オランダシクロクロス選手権にも出場している。