ギルマイの世界選手権欠場の真相?
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昨日ベルギーのワールドチームのアンテルマルシェ(Intermarché-Circus-Wanty)から、エリトリアの英雄ビニアム・ギルマイ(Biniam Girmay Hail)の世界選手権欠場が次のように発表されていた。
Biniam Girmay withdraws from the World Championships in Glasgow.
— Intermarché-Circus-Wanty (@IntermarcheCW) August 2, 2023
Following a bad crash at 60 km/h in Clásica San Sebastián, he suffers from contusions and pain in the hip, preventing him from defending his chances on Sunday.
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ギルマイの欠場の理由は、先日のクラシカ・サン・セバスティアン(Clásica San Sebastián)のレース中に時速60kmで落車したこと。幸い骨折など重傷はなく体は無事だったが、臀部に痛みも残っており欠場という判断となった。
だが英国の高級紙ガーディアンの取材によると、ビニアム・ギルマイ(Biniam Girmay Hail)を含む複数のエリトリア代表選手が、英国政府からビザ発給を認められていなかったことがわかった。
情報源:Africa’s top cyclist Biniam Girmay ‘denied UK visa’ for Glasgow worlds
さらにその後、そのように当初はビザを認められなかった選手らにはビザが発給されたようだが、結局ギルマイにはビザが発給されないままだった。
この件について英国内務省はガーディアンの取材に、「個別的なケースにはノーコメント。内務省は基準に従い適切に事務処理をしているだけ」という内容の回答。
このようになぜギルマイにビザが発給されなかったのか、その理由は不明。上述のようにチームからの発表では落車による影響となっているが、真の理由はビザを申請したものの許可が降りなかったことかもしれない?