Wiggleでリストラがスタート
Wiggle CRCでリストラスタート
Share your love
法的な倒産手続に入り、事業を継続しながらの再建を目指す海外通販の雄ウィグル(Wiggle)。これまで次の一連の記事でその動向を紹介してきた。
- Wiggleに破産の可能性。親会社シグナスポーツの危機に巻き込まれる
- Wiggleが正式に再生手続の管理命令下へ移行したことを発表
- 倒産手続下のWiggleをEvans CyclesやProBikeKitのグループが買収か?
- ウィグルの買収を狙う企業は複数。ウィグル再建へ光明か
そんなWiggleで人員整理、日本でいういわゆるリストラ?が始まったようだ。
情報源:Wiggle Chain Reaction administrators announce 105 job cuts amid interest from potential buyers
今回のリストラはWiggle、Chain Reaction Cycles、Hotlinesの3社で合計105名の余剰人員を削減するもの。Wiggleで70名、Chain Reaction Cyclesで28名、そしてHotlinesで7名が対象となったようだ。
これは買収に向けて、よりスリムな組織にすることを目的としている。買う側からすると、贅肉と無駄だらけの企業に大金を払いたくないからだ。すっきりと合理化された状態の企業を買いたい。そのため売る側は魅力的な「商品」となるべく努力をするわけだ。
なお、これまでWiggleに資金を供与していた親会社のシグナスポーツ(Signa Sports United)も10月末にドイツの裁判所に倒産を申請している。