パトリック・ルフェーブルが後継者を発表。ルーベとロンドを制した父を持つ人物
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この前、スーダル・クイックステップ(SoudalーQuickStep)のボス、パトリック・ルフェーブル(Patrick Lefevere)が将来的な後継者を決定したことを記事にした。次の記事がそれだ。
その時点で後継者の名前は発表されていなかったが、今回その名前がついに明らかとなった。
情報源:Soudal-QuickStep reveal new COO and Patrick Lefevere’s potential successor
ルフェーブルの後継者としてCOO(チーフ・オペレーティング・オフィサー:最高執行責任者)に任命されたのはJurgen Foré(ユルゲン・フォーレ?)という人物だ。なんと1959年のパリ~ルーベを優勝し、さらに1963年のロンド・ファン・フランデレンでも優勝したNoël Foréの息子だ。
これまでは世界的コンサルティング企業デロイト(Deloitte)の経営責任者の一人として仕事をしてきて、現在53歳。そんなJurgen Foré自身も23歳まで自転車をしていて、やはり自転車競技を愛しているもよう。
このJurgen ForéのCOOとしての職務内容は、日々の組織全体のマネージメントや、予算の執行、スポンサー集めなどなど。さらにはチームのマネージメントの方向性を決め、レースカレンダーの編成、選手のレース計画、選手の補強なども行う。
🐷個人としてはコメント欄で、
上手く行けばいいけど、もし後任がロードレース外(たとえばコンサルとか金融関係とか)の人間で現場でごちゃごちゃ言い出したら、
パトリック・ルフェーブルの後継者が決定する
レムコがブチギレて移籍しそう・・・
と書いたように、予想通りコンサル業界からやってきた人間だったわけだが、上述のように自転車一家の人間でありロードレースの知識や経験もある人間のようで一安心だ。