アマドールらがチームEFと契約延長か
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少し前に日本のロードレースファンとして嬉しいニュースがあった。それは留目夕陽がEF Education-EasyPostと契約を交わしたことだ。来年からいよいよワールドチームで本格的に走ることとなる。
さてそんなチームEFだが、現在2024年に向けた所属選手は27人となっている。ワールドチームは最大30人まで選手を保有できるため残り3つの空席がある。
そして契約が今年いっぱいまでの選手で来年度の契約の発表がまだないのは、
- アンドレイ・アマドール(Andrey Amador:37歳)
- オーウェン・ドゥール(Owain Doull:30歳)
- ジェームズ・ショー(James Shaw:27歳)
だがどうやらこの3人もチームEFと契約延長なるらしい。特にベテランで来年38歳のアマドールについては引退するのではと思っていた人もいるのではないだろうか。
仮にこの情報が本当ならばそれら3人でチームEFの枠は完全に埋まり、2024年に向けたチーム編成は完了となる。
来シーズンの注目選手は日本の若武者の留目夕陽ももちろんだが、やはり今年大きく飛躍し世界中から注目を集めたアイルランドの新星ベン・ヒーリー(Ben Healy)だろう。来年もグランツールでアップダウンの大きなステージなどでステージ優勝や山岳賞ジャージを狙って果敢に攻撃をしかけることを期待したい。他にもニールソン・ポーレス(Neilson Powless)の飛び出しや、いつも誰よりも苦しそうに走るヒュー・カーシー(Hugh Carthy)の顔も楽しみだ。
そしてグランツールの綜合争いという点では東京五輪ロードレース金メダルのリチャル・カラパス(Richard Carapaz)か。死にかけを装うその演技力は向上しているのか?そしてベテランで来夏の8月3日で引退予定のリゴベルト・ウラン(Rigoberto Urán)もどんな走りを最後に見せてくれるのか。
クラシックでは重大な怪我から復活してきたミカエル・ヴァルグレン(Michael Valgren)がどこまで走れるかが注目か。彼が本格的に復活すれば、今年の世界選手権で好走したアルベルト・ベッティオール(Alberto Bettiol)と協調しておもしろいレース運びができる可能性が広がる。