Canyonの売上が絶好調
ロードバイク市場の冷え込みもなんのその。Canyonは2023年第3四半期で前年比で23%の売上増。
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2023年のロードバイク市場は、コロナ禍における突然の需要激増と運輸・供給網の停滞などの狂乱が収まり、世界的に需要が沈静化し、結果的にコロナ禍の反動で落ち込んだという感じになった。またコロナ禍というよりは英国のEU脱退が大きな影響を及ぼした海外通販サイトの巨人、Wiggleの経営破綻などもあり、今年のロードバイク市場はどこも厳しい状況だと言われている。
そんな逆風にもかかわらず、ユーザーへのダイレクトオンライン販売でのしあがってきたCanyonは好調はセールスを記録し成長し続けているようだ。
情報源:Canyon continues growth trajectory with year-on-year sales up 23%
Canyonは2023年度の第3四半期では前年比で23%の売上増となったようだ。すごい。
この成功の要因として考えられるのが例えば、
- 今年から導入された新しいアプリが提供するショッピング体験
- リアル店舗の増加(今年9月には4店舗目となるリアル店舗をオランダに作った)
- Canyonに乗るマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)などの活躍とメディアへの露出の増大
などだろう。
経営破綻したWiggleについては次の過去記事をどうぞ。