ティム・デクレルク「あの合併が実現しなくてよかった」。ユンボ・ヴィズマとスーダル・クイックステップの合併話が消えたことに安堵感
ティム・デクレルクがユンボとクイックステップとの合併騒動について語る
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2017年から今年までの7年間クイックステップで走ってきた、通称トラクターことティム・デクレルク(Tim Declercq)。来年からはリドル・トレックで走ることとなる。
そんな彼が地元ベルギー紙Het Nieuwsbladに対して、今年のプロトンで最も大きな衝撃だったと思われるニュース、ユンボ・ヴィズマとスーダル・クイックステップの合併騒動についてその思うところを語った。
デクレルクは、選手は移籍先を見つけられるかもしれないが、その他のスタッフはそれができず職を失うことになったかもしれないと心配し、そうしたことがずっと彼の頭を支配していたと話す。
それゆえ、彼は合併が実現しなかったことに安堵したし、またもし合併が現実化していれば、それは歓迎できないことだっただろうとも話す。
来年からはアメリカのワールドチームであるリドル・トレックで走ることになるが、これまでのクイックステップでも多くの「ベルギー以外の外国人選手」がいたこと、そしてリドル・トレックにもベルギー人が複数いることからすると、チームが変わってもそれほど大きな違いはないと話す。
ただ、リドル・トレックは「そうはいってもやはりちょっとアメリカンな感じ」という印象のようだ。