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ロードバイク海外通販Wiggle

破産後もWiggleは売上好調で、事業売却も楽観

破産後もWiggleのセールスは好調。身売りにも有利な状況か。

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今年の10月に法律上の破産手続きに入った海外通販のメジャーブランドWiggleだが、その管理人曰く、「販売は好調で営業利益もかなりのもの」とのこと。

情報源:Wiggle making “considerable trading profit” with administrators “optimistic” over sale of business

WiggleはドイツのSigna Sports Holding(SSH)に2021年に買収されたわけだが、そのSSHの親会社であるSgina HoldingがSSHに対する投資から撤退。結果、SSHからその子会社のWiggleへも資金が回らなくなり、Wiggleは財務状況が急激に悪化、そして破産となった。

現在Wiggleの管理人(日本でいう破産管財人みたいなもの)は、破産手続専門のFRP Advisory Trading社からやってきたAlex MasseyとAnthony Wrightの両氏だ。

破産前の数字だが、Wiggleは2022年9月~2023年9月までの1年間で売上高2億420万ポンド(約368億7000万円)。これはその前よりも17.4%ダウン。粗利益は4540万ポンド(約82億円)。しかし純損失は4260万ポンド(約76億9000万円)を記録。

なお破産手続に移行して1週間後の2023年10/24~12/12までの収支(単純に収益から支出を引いたもの)は1020万ポンド(約18億4000万円)のプラスのようだ。

このように破産後も好調なセールスのようでこれはWiggleの価値を証明している。ゆえにそのWiggleを欲しがる企業との交渉も楽観視できると管理人は考えているようだ。

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