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Rapha








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いつもより短距離?2024ミラノ~サンレモのコースが発表
年間最初のモニュメント、ミラノ~サンレモコースが発表された。次の通りだ。

基本的には毎年同じようなコースだが、スタート地点から中盤まではちょこちょこルートが変わる。今年はパヴィーア(Pavia)からのスタートとなり、全走行距離は288km。
288kmと聞くと、「ん?ちょっと短くない?」と思ってしまうのがミラノ~サンレモのヤバイところだ。ワンデイレースとしては最長のレースとして君臨するレースであるがゆえに、例年290km~300km超が当たり前。しかし今年は290km未満だ。
ちなみに2010年以降のミラノ~サンレモの走行距離をまとめると次のようになる。
| 年度 | 走行距離 |
|---|---|
| 2023 | 294 km |
| 2022 | 293 km |
| 2021 | 299 km |
| 2020 | 305 km |
| 2019 | 291 km |
| 2018 | 294 km |
| 2017 | 291 km |
| 2016 | 295 km |
| 2015 | 293 km |
| 2014 | 294 km |
| 2013 | 249 km (雪による悪天候でレースが途中で中断しコース変更&短縮の結果) |
| 2012 | 298 km |
| 2011 | 298 km |
| 2010 | 298 km |
このように290km未満という走行距離は近年では珍しい。なお2002年と2001年には287kmだった。
優勝候補筆頭は昨年の優勝者マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)だろうが、マチューはミラノ~サンレモが今シーズンのロードレース初戦となる可能性があるので、もしそうなれば300km近い長距離にどれだけ体を慣らせることができているかが重要なポイントになるだろう。1時間ぐらいで終わるシクロクロスとは全く異なる能力が必要とされる。
ライバルはタデイ・ポガチャル(Tadej Pogačar)とワウト・ファン・アールト(Wout van Aert)ら。マテイ・モホリッチ(Matej Mohoric )も彼らにポッジオの頂上までついていければ、下りで一気に飛び出す可能性がある。
昨年のミラノ~サンレモの感想、ハイライト動画、結果はこちらの記事で。