GoodyearがZippとコラボ。Zipp303に最適化されたタイヤGoodyear VectorRが登場
GoodyearがZippとコラボ。Zipp303に最適化されたタイヤGoodyear VectorRが登場
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F1でおなじみのGoodyear(グッドイヤー)はもう何年も前からロードバイクタイヤ市場に参入しているが、今回同社からZippとコラボして開発された、Zipp 303ホイールに最適化された新タイヤのGoodyear VectorRが発表された。
SRAM公式サイト:A New Era in Tires Custom Designed for Zipp Wheels
Goodyear VectorRの特徴
今回のGoodyear VectorRの特徴を簡単に紹介すると次の通り。
- 3種類の展開で、700×30が2つ、700×35が1つ。GOODYEAR VECTORR NSW DESIGNED FOR ZIPPが700×30だけ。GOODYEAR VECTORR SW DESIGNED FOR ZIPPでは、R Z30 SWの700×30とR Z35 SWの700×35の2サイズで展開される
- すべてチューブレスレディ
- トレッドキャップとケーシングがZipp 303シリーズに最適化。700×30サイズで、Zippの内幅25mmに対してぴったり30mmになるように設計されている。
- ビードもフックレスリム、特にZipp 353 NSWと303 Firecrestに最適化されている
- TPIは、GOODYEAR VECTORR NSW DESIGNED FOR ZIPPが150TPI、一方でGOODYEAR VECTORR SW DESIGNED FOR ZIPPは120TPI。
- 重量は、GOODYEAR VECTORR NSW DESIGNED FOR ZIPPが280g、GOODYEAR VECTORR SW DESIGNED FOR ZIPPではR Z30 SWが325g、R Z35 SWが365g(現時点で上のSRAM公式サイトではR Z35 NSWと記載されているがおそらくミスだろう)
今回のこのZipp特化のGoodyearタイヤと、それ以外のタイヤを比較したデータとして次のようなグラフが上SRAM公式サイトに掲載されている。
この2つのグラフでは下のグラフがGOODYEAR VECTORR NSW DESIGNED FOR ZIPP、上のグラフがそれ以外のタイヤだ。どの方向からの風でもGOODYEAR VECTORR NSW DESIGNED FOR ZIPPのほうが必要ワット数が少なくて済んでいる。