ヒルシがビッセガーの代わりにパリ五輪ロードレースへ
パリ五輪スイス代表のシュテファン・ビッセガーがロードレースを欠場。マルク・ヒルシが代役へ。
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パリ五輪男子個人タイムトライアルでスイス代表として走り6位となったシュテファン・ビッセガーだが、背中(腰?)の痛みを訴えロードレースには出場しないこととなった。
その代わりにスイス代表として急遽招集されることになったのがマルク・ヒルシだ。
情報源:Marc Hirschi to replace Stefan Bissegger in Swiss Olympic Games road race team
ヒルシはつい先日の7/28に終わったばかりのチェコ・ツアーで総合優勝したばかりで、慌ただしくパリ五輪の会場へ移動しチームと合流することとなった。ヒルシは、シュテファン・キュングとともにロードレースでメダルを狙う。
スイス代表チームが言うには、ビッセガーは今年のツール・ド・フランス終了後からずっと背中の筋肉痛を抱えていたとのこと。
ツールで体を酷使しすぎたのだろう。たまたまパリ五輪個人TTではその痛みを上手く克服できていたようだが、やはり長距離でしかもパンチ力の必要な登りが多いロードレースでは厳しいという判断だろう。
ヒルシは2021年の東京五輪ロードレースでもキュングといっしょに走ったことがあるので、五輪の経験がある。そして今年はグランツールには出ていないこと、かつ、チェコ・ツアーで総合優勝したばかりというわけで、余計な疲労をためずに心身ともに良いコンディションのままパリ五輪を迎えられるのではないか。このように考えると代役としてはぴったりと言えるか。