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スイスのProTeamのQ36.5が、ヴィスマの28歳のクライマー、ミラン・ファデルと契約したことを発表した。
✍️ Welcome @MilanVader1 ✍️
— Q36.5 Pro Cycling Team (@Q36_5ProCycling) October 14, 2024
We’re delighted to announce the signing of Dutch rider Milan Vader for 2025!
Full story and reactions ➡️ https://t.co/QDou6Q9b74#RacingTheFuture #NewSigning pic.twitter.com/2T7IPmEY1V
契約は2年で2026年まで。
ミラン・ファデルは2022年に当時のユンボ・ヴィスマと契約してプロデビュー。それ以来ずっとヴィスマで走ってきたオランダ人。現在28歳。
ミラン・ファデルはそのプロデビューしたばかりの2022年に春のステージレース、イツリア・バスクカントリー第5ステージでガードレースを乗り越えて渓谷へ落ちるひどい落車をしてしまった。そのときの動画がこちら。
この映像には、彼が落ちたあと道路に残されたバイクだけが映っている。
この事故の発生当初は彼の意識はなく容態は危機的状況だと報道され世界が心配していた。そして椎骨、鎖骨、肩甲骨を骨折していた。だがその後容態は安定し、彼はプロのレースへカムバックを果たし現在にいたる。
その第5ステージのハイライト動画がこちら。
トラウマになってもおかしくないレベルの事故だったわけだが、なんと今年は再びイツリア・バスクカントリーを走り無事に完走。一方で絶対的エースのヨナス・ヴィンゲゴーは大怪我を負ってしまったわけだが。そのイツリア後はグランツールには出場していないが、アルデンヌ・クラシック全てに出場、そしてツール・ド・スイスも完走するなどしっかりと今シーズンを走ってきた。
そんな復活後まだまだ年齢的にも彼の能力を活かせるという判断でQ36.5は契約したのだろう。
そのQ36.5は最近トム・ピドックの移籍先として有力視されている状況になる。ピドコックはイネオス・グレナディアーズとの契約がまだ残っているはずだが、それを途中で解消して移籍するのではと言われている。そのあたりの事情は下の過去記事を見ておいてほしい。