2025シーズンから新しく始まること・変わることについて
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2025年も明けて正月休みも終わり、学生もサラリーマンも自営業者も本格的に新年の活動が始まっていく。そしてロードレースも今月からワールドツアーがキックオフとなる。もちろん新年最初のワールドツアーはオーストラリアのツアー・ダウン・アンダー。男子は1月21日~26日。女子は同17日~19日となる。
そして今年の2025シーズンも昨年までと比べていくつか新しいことや変わることなどがある。各チームの選手の移籍は当然のことだが、新しいレースの誕生やUCIのルールといった観点でも新しい点がある。今回はそうした新しいこと・変わることなどを簡単にいくつかまとめておこう。
情報源:Five new things in pro cycling for 2025
UCIルール変更
実際にはすでに運用が始まっているのだが、2025年から本格的に始まるという意味でも次の過去記事3つを挙げておく。
- 【プロチームに激震】UCIが来年から新ルール導入で、グランツールで各賞ジャージと似たデザインを禁止へ
- UCIがモータードーピング告発者に報酬を与えるプログラムを導入
- UCIがチーム無線禁止をテストするレースが明らかに。8/1からはイエローカード導入
このうちイエローカードについてはすでに昨年から枚数が数えられているわけだが、その枚数に応じていよいよ今年から正式にレースの出場禁止処分など制裁が課されていく。
新しいワールドツアーレースの誕生
今年から新しいワールドツアーワンデイレース(カテゴリー、1.UWT)として、デンマークのコペンハーゲン・スプリント(Copenhagen Sprint)というレースが加わった。日程は6月21日と22日。ツール・ド・フランス2週間前だ。
男女ともに開催され、女子版が距離160kmで21日、男子版が距離230kmで22日。
女子版ミラノ~サンレモ正式始動
過去記事「ついに来年ミラノ~サンレモの女子レースが誕生へ」で書いたとおり、今年から「正式な」女子版ミラノ~サンレモが始まる。
ここで「正式な」と書いたのは、1999年~2005年にプリマヴェーラ・ローザ(Primavera Rosa)という名前で実質的に女子版ミラノ~サンレモが開催されていたことがあるからだ。それが今年から正式にミラノ~サンレモの名を冠されたレースとして始動する。
今年からの開催にあたり日程調整などの難しさがあったようだが、そのへんの事情も「ついに来年ミラノ~サンレモの女子レースが誕生へ」で再び確認しておいてもらいたい。
なお女子版のレース内容はまだ未定だ。
Campagnoloのワールドツアー復帰
最後に「カンパニョーロがワールドツアー復帰へ!Cofidisと契約」という点を挙げておく。Campagnoloファンにとっては朗報か。その記事ではCofidisの2025チームバイクについて次のように紹介した。
Look 795 Blade RS および Look 796 Monoblade RSにCampagnolo Super Record Wireless、ホイールにBora Ultra WTO。これが来年のCofidisのバイクの基本形