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Rapha




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元ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝者が23年前の行方不明事件の容疑者に。コロンビア当局の捜査が進行中
元ブエルタ・ア・エスパーニャ総合優勝者でコロンビア人のルイス・エレラ(Luis Herrera)が、行方不明事件についてコロンビア警察の容疑者となっているようだ。コロンビアで一体何が起こっているのか。
容疑者となってるルイス・エレラは、1987年にブエルタ・ア・エスパーニャを総合優勝した元プロ選手で、1984年にはアマチュア選手としてツール・ド・フランスに出場、翌年には彼の活躍に触発されプロチームがコロンビアで作られ、そのプロ選手として、そしてチームリーダーとして2度目のツールに出場し、山岳ステージでベルナール・イノーらと競いあった。コロンビアの元キングオブマウンテン(山岳王)だ。
そのルイス・エレラが23年前に発生した二人の男性の行方不明事件に関与したとしてコロンビアの地元警察の捜査対象となっている。
保護されている参考人によると、当時ルイス・エレラと会ったときエレラは彼に対して、(行方不明になっている)4人の男の写真を見せて、「彼らはゲリラのメンバーで自分の近所に住んでいる。そして自分を誘拐しようとしている。そこで対抗するため武器とオートバイを用意してほしい」と4000万ペソ(現在約145万円)が入った封筒を自分に渡したらしい。
そしてその参考人を含むメンバーは、その4人を車に押し込めてAguaditaへ移動し、そこで殺害後手足を切断したとのこと。
地元の民兵組織によるとルイス・エレラはその4人が所有する土地に関心を持っていたらしい。