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ロードレース 2025ジロ・デ・イタリア第5ステージ ハイライト

2025ジロ第5ステージは神様、ヴァチェック様!ピーダスンが限界のギリギリのスプリント!その結果とハイライト

2025ジロ・デ・イタリア第5ステージは、残り数キロがジェットコースターのような展開に。ヴァチェックの異次元の仕事量とピーダスンが限界を絞りきったスプリントで優勝

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2025ジロ・デ・イタリア第5ステージは終盤がスプリンターにとって難しいレイアウト。Lidl-Trekが最終局面でどれだけプロトンをコントロールできるかが見ものだったが、UAEやプリモシュ・ログリッチも前で動き、さらにマリア・ローザのマッズ・ピーダスンが最後の登りで遅れるなど複雑でカオスな展開に。

そこで神様、仏様、そして鬼神のような働きをしたのはLidl-Trekの若侍(チェコ人)のマティアス・ヴァチェックだった。

第5ステージのコース

2025Giro d'Italia‏ stage 05 course profile

コースプレビューと優勝予想は「今日の2025ジロ第5ステージのコースプレビューと優勝予想」を見ていただきたい。

感想・ハイライト

平均斜度9%!4級山岳モンテスカリオーゾ

この日唯一のカテゴリーランクがついた4級山岳のモンテスカリオーゾ。平均斜度9%で2.6km登るのだが、なんとひたすら一直線に駆け上がるという感じのストレートな登り。しかも最大斜度が14%の区間もあるというイヤらしい登りだ。

なんらかの動きが出ると予想される登りで、やはり登れるスプリンターのマッズ・ピーダスンを擁するLidl-Trekが先頭を牽引。そこにUAEが積極的に前に出る感じでプロトンは登る。

UAEとLidlのペーシングで、特にLidlの思惑どおりに有力なピュアスプリンターたちが軒並み遅れる。また昨日の第4ステージ優勝のカスペル・ファン・ウーデンも大きく遅れる。

結局この登りでダイナミックな動きは見られなかったが、逃げとの差は縮小。

登りが終わったあとの区間でピュアスプリンターたちの一部がプロトンに追いつくことに成功するも、この後もちょっとした登りが登場するため、やはり今日はもうピュアスプリンターは勝てないだろうというのが明白となる。

プロトンは残り13kmとなった地点で逃げていた2名を吸収。二人はお互いの健闘を称え合う。

そしてここからプロトンはカオスがマシマシへ。

【動画】ラスト数キロはジェットコースター!

2025ジロ・デ・イタリア第5ステージのラスト3kmのコースプロフィール

ラスト5キロは次のように登り勾配。そして残り3キロには最大斜度10%区間もある。遅れていたピュアスプリンターたちも先頭付近で耐えながら登りをこなす一方で、アタック力のあるパンチャーがいつ飛び出してもいいような雰囲気になる。

このラスト5km手前からUAEが積極的に前を引く動きを見せ、総合上位にいるアイザック・デル・トロまたはフアン・アユソーのステージ優勝でボーナスタイム狙いか?と思わせるも、なぜかフィニッシュが近づくと姿が消える。ただの危険回避?

そのUAEの後、残り2.4kmでいきなり先頭に現れたのがRedBullだ。

🐷「ログリッチキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

と興奮したが、思ったような結果にならなかったのかログリッチも踏むのをすぐやめてしまう。

そんなプロトンをずっと先頭でチェックし続けたのがLidl-Trekの最終発射台で新人賞ジャージのマティアス・ヴァチェク。22歳のチェコ人。このジロで一躍知名度がアップしたはずだ。

ヴェチェックはあまり苦しい顔も見せずに淡々とハイペースで集団を牽引。おそらくピーダスンのためにライバルたちにアタックさせないことが目的だったと思うのだが、そのペースが速すぎて肝心のピーダスンがついていけず後退!

ピーダスンもう限界いっぱいいっぱいか。辛うじて先頭集団に食らいつくような状態で絶体絶命。残り2km!

🐷「あれ?」

なんとピーダスンは自力で粘り、ちょっとした下りも利用して先頭付近に戻ることに成功。そして残り数百メートルでついに発射台のヴェチェックと合体することに成功!

今日のゴール前数キロの展開はまるでジェットコースターだ。

ここからフィニッシュまでは次の動画でどうぞ。

🐷「ピーダスンだあああああああああああああああ!」

🐷「ていうか、ヴェチェックの最後の仕事量ヤバすぎ。最後はずっと一人でプロトン先頭を牛耳ってたうえに、最終発射台まで一人でやりきるとかどんだけ強いねん。これもう神様、ヴァチェック様や!

レース全体のハイライト動画

結果

ステージトップ10

1Mads Pedersen Lidl – Trek1位との差
2Edoardo Zambanini Bahrain – Victorious,,
3Thomas Pidcock Q36.5 Pro Cycling Team,,
4Orluis Aular Movistar Team,,
5Filippo Fiorelli VF Group – Bardiani CSF – Faizanè,,
6Michael Storer Tudor Pro Cycling Team,,
7Quentin Pacher Groupama – FDJ,,
8Smith rivera Brandon INEOS Grenadiers,,
9Damiano Caruso Bahrain – Victorious,,
10Isaac del Toro UAE Team Emirates – XRG,,

総合トップ10

1Mads Pedersen Lidl – Trek1位との差
2Primož Roglič Red Bull – BORA – hansgrohe0:17
3Mathias Vacek Lidl – Trek0:24
4Brandon Mcnulty UAE Team Emirates – XRG0:31
5Isaac del Toro UAE Team Emirates – XRG0:32
6Juan Ayuso UAE Team Emirates – XRG0:35
7Max Poole Team Picnic PostNL0:43
8Antonio Tiberi Bahrain – Victorious0:44
9Michael Storer Tudor Pro Cycling Team0:46
10Giulio Pellizzari Red Bull – BORA – hansgrohe0:50

各賞1位

総合1位Mads Pedersen(Lidl – Trek )
ポイント賞1位Mads Pedersen(Lidl – Trek )
山岳賞1位Lorenzo Fortunato(XDS Astana Team)
新人賞1位Mathias Vacek(Lidl – Trek )


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piginwired
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2 comentarii

  1. カーデン・グローブスも登れる方なのでなんとか生き残ってましたけど勝負には絡めませんでしたね。
    UAEはアユソじゃなくてデルトロがボーナスタイムを取りに来てますが、もしかしてデルトロで総合を争うつもりなのか、それともログリッチのボーナスタイムを削ろうとしているだけなのか…

    • 紙面上で思ってたよりも最後が難しいコースという印象だったブヒね。
      あとUAEはなぜアユソが後方に下がって一人でいたのか不思議・・・アユソの調子悪いのかと思ってしまったブヒね。

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