マンチェスター・ユナイテッドのデイブ・ブレイルスフォールドがロードレースに復帰か？

チームSky創設メンバーの一人にして長年同チームを率いるボスとして活躍しつつも、2024年にINEOS Grenadiersから退任し、サッカーのマンチェスター・ユナイテッド（マンU）の運営に携わるデイヴ・ブレイルスフォード。

INEOS Grenadiersもマンチェスター・ユナイテッドも、イネオス社CEOのジム・ラトクリフが運営権を握っている。彼はINEOS Grenadiersで実績を出してきたブレイルスフォールドの手腕を自身のサッカーチームでも発揮してくれるよう期待したのだろう。

そのデイブ・ブレイルスフォールドだが、ニューヨーク・タイムズ傘下のスポーツメディア「The Athletic」の報道によるとロードレース界に再び戻って来るかもしれないらしい。

情報源：Sir Dave Brailsford to step back from Manchester United, Jason Wilcox named director of football

INEOS Grenadiersについては来年（？）、フランスのProTeamのTotalEnergiesと合併すると考えられている。それについて紹介した次の記事を読んでもらいたい。

• トタルエナジーズがINEOS Grenadiersのスポンサーに？
• INEOS GrenadiersとTotalEnergiesの合併合意が間近か。約10億円をトタルが出資か？

INEOS Grenadiersは昨年までにチームの首脳陣や中心選手の多くが抜け、今年からチーム体制が大幅に刷新され、まるで新しい別チームに生まれ変わったかのようになっている。そしてチームの戦略もこれまでのようにグランツール偏重というものではなく、あらゆるレースで積極的に勝ちに行くという、ある意味泥臭い方針へと変化した。

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加えて上述TotalEnergiesとの合併が実現すれば、さらなる大きな変革がチームに起こるわけで、そうした事態には強大で確固としたトップのリーダーシップやマネージメント能力が求められることとなるだろう。そこで大御所のINEOS Grenadiersへの復帰が望ましいというのは十分あり得ることだろう。

また今年限りで引退するゲラント・トーマスも、ひょっとしたらそうした合併後の新チームのマネージメントに加わるかもしれない。

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デイブ・ブレイルスフォールドとはもちろん旧知の中であり、ブレイルスフォールドの元でマネージメントを学んだゲラント・トーマスが将来INEOS Grenadiersを率いる、または新チームを立ち上げるなどしても不思議ではないか？