レビュー
Rapha


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2025クリテリウム・デュ・ドーフィネでIsrael-PremierTechが、Factorの新型エアロロードバイクのプロトタイプ版を使用中か
昨日から始まった2025クリテリウム・デュ・ドーフィネ。その第1ステージはまさかの展開・結末となったわけだが、ツール・ド・フランスの前哨戦とも言われるドーフィネは、ツール前の新機材のお披露目会としても注目が集まる。
そして昨日の第1ステージでも、Israel-PremierTechの一部の選手が見慣れないFactorのバイクを使っていたようだ。
情報源:Spotted: Cervelo and Factor Latest to Heat Up Aero Bike Arms Race at Critérium du Dauphiné
さっそく次の同チーム公式ツイートの画像を見て欲しい。
It was a case of 50 or so meters too short for Jake Stewart with the 25-year-old Brit sprinting to fifth place on @dauphine stage 1 behind the GC breakaway.
— Israel – Premier Tech (@IsraelPremTech) June 8, 2025
"We could see the group around five or 10 seconds ahead as we hit the flamme rouge and Lutsenko did a really good pull for… pic.twitter.com/4hxBMaugFk
これは昨日のフィニッシュシーンだが、ヴィンゲゴーの後にIsrael-PremierTechの選手がいる。その選手のバイクを見て欲しい。ポイントはフォークの部分。
他チームのバイクと比べても違いが一目瞭然。フォークデザインが特徴的な形状で、タイヤクリアランスがかなりワイドに広がっている。

これは昨今のトラック競技におけるフォークデザインのトレンドを踏襲したものと言える。次の動画も参考にみてほしい。
この動画でも、フランス代表チームが使うLOOK、英国代表チーム(Team GB)が使うLotusのバイクは特徴的なフォークデザインとなっていて、今回のIsrael-PremierTechのFactorのものがそれらとの間に共通性を見出すことができる。
単にタイヤクリアランスを広げればいいということではなく、おそらくフレーム全体で見たときのエアロ性能、そして使うホイールとの相乗効果・最適化という観点からこのようなフォークデザインとなっているのだろう。
FactorのトラックバイクHANZŌ Trackもフォークとタイヤとのクリアランスがこんな感じで広がっている。そのHANZŌ Trackの設計を取り入れたと考えられるか。
そしてこのプロトタイプの全体画像がこちら。
How did they keep this a secret? Insane new Factor prototype blows minds at the Dauphiné https://t.co/Q0O2Bg4FmR
— Cyclingnews (@Cyclingnewsfeed) June 8, 2025
🐷「ヤバい(語彙力」
イメージ的には上述のFactorのトラックバイクHANZŌ TrackとUno-Xが使うRidleyのNoahFastとを足したようなデザイン?