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Rapha



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オルベアから2026年モデルのエアロロードバイク、新型Orca Aeroが登場
ProTeamのLottoが使うスペインブランドOrbeaから最新エアロロードバークの新型Orca Aeroが発表された。
すでに先日エアロロードバイクではない通常のロードバイクのOrcaについて2026年版が発表されているが、基本的にそこで搭載された新ハンドルと新ホイールがこのOrca Aeroにも搭載されている。
目次
今年の1月に上のインスタ投稿のとおり、すでにLottoが使うチームレプリカモデルが発表されていたが、今回の新Orca Aeroについてもフレームやフォークの基本設計に変更はない。
新ハンドルとして搭載されるOC SH-RA10 ハンドルバーは、当然にステム・コクピット一体型のケーブル内装式ハンドルで、サイクルコンピューターマウントも標準で搭載。
UCI規格に準拠した設計でエアロ性能を向上。サイズは11種類という豊富な展開で、この新ハンドルのコクピット(OC SH-RA10 Carbon Cockpit)だけでも購入可能となっていて、その価格やサイズ展開は以下の通り。
ただ注意したいのは先日発表されたUCIルール改訂によって2026年からハンドルバーサイズの最小値が改められたことだ。新ルールではハンドル外ー外で400mm以上にしろとのこと(トラック競技では350mm以上)。また左右ブレーキレバーの間隔も320mm以上となった。
つまり極端に狭いハンドルはアウトとなったわけだが、小柄な女子選手などの場合はそもそも肩幅が狭い選手もいるわけで、そういった選手にとっては肩幅以上のハンドルが強制されることになりかねず、それも含めていろいろな点で非難轟々というのがルール改正発表後の世論っぽい感じだ。
上の新ハンドルのサイズは芯ー芯で計測されているため実測でどうなるかはわからないが、80/360だとアウトになるかも?まぁUCIレースに参加しなければどうでもいいことだが。

新Orcaとともに、このOrca AeroでもOQUOの新型ホイールが搭載される。RA57エアロホイールはリムハイト57mmで高速走行時でのエアロ性能を最大化することに特化したホイールだ。
一方リムハイト50mmのRP50は重量、剛性、そして空力のバランスを取ったホイールとなっており、ちょっとした多少のアップダウンのあるコースでも使いやすい。

この新型ホイールには新しく開発されたQ10ハブが搭載(新Orcaと同じ)。このハブは重量はフロントが104g、リアが175gと最軽量級のハブの一つとなっている。
| モデル名 | 価格 | コンポ |
|---|---|---|
| ORCA AERO M10iLTD | ¥1,499,000 | Dura-Ace |
| ORCA AERO M11eLTD | ¥1,499,000 | Red AXS |
| ORCA AERO M21eLTD | ¥1,106,600 | 新型Force AXS(この記事と同じタイミングでSRAMから発表) |
| ORCA AERO M20iLTD | ¥1,028,500 | Ultegra |
| ORCA AERO M35iLTD PWR | ¥870,100 | 105 |
| ORCA AERO M30iLTD | ¥727,100 | 105 |
| ORCA AERO M30LTD | ¥614,900 | 105 機械式 |
昨今の300万円に迫ろうとするハイエンドモデルに比べるとかなりリーズナブル(?)な値段だ。