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2026ジロ・デ・イタリアのスタートはブルガリア?ブルガリア政府が最終交渉を承認

来年のジロ・デ・イタリアはブルガリアからのスタートか

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今年の2025ジロ・デ・イタリアはヨーロッパの火薬庫バルカン半島のアルバニアからスタートした。そしてどうやら来年もその火薬庫の一部、ブルガリアからのスタートになりそうだ。同国政府がその招致プロジェクトを承認したようだ。

情報源:2026 Giro d’Italia to start in Bulgaria after government approval for bid

ブルガリアの観光とスポーツを司る省庁の大臣が地元メディアに対して、「政府がジロ招致のための最終交渉を支持した」と明かしたもよう。

ただ現時点でジロ・デ・イタリア主催者側から正式な発表があったわけではない。あくまでブルガリア政府がそれに向けた最終交渉を支持というだけ。しかしそもそも国として支持を表明した以上は、随分前から水面下で根回しがあって、政府トップもその計画を承知しており、そして状況的にグリーン信号が灯ったからこそ国としての発表・・・ということになるのが普通だろう。よって、ブルガリアからのスタートでほぼ確定か。

第109回大会となる2026年ジロ・デ・イタリアは来年の5月9日から31日までの予定となっているが、ブルガリアスタートと決定した場合は5月9日よりも少し早めのスタートになるかもしれない。ブルガリアからイタリアへの移動時間が必要だからだ。

そしてブルガリアスタートとなれば、同国の首都ソフィア(初めて知った)を通り、また黒海沿岸部を通るルートになるだろうと予想される。

2026ジロについてはこれまでサウジアラビア、アブダビといった中東国家も招致に意欲を持っていたようだが、今回のニュースではどうやらブルガリアになりそうだ。

関連記事:2027ジロは中東アブダビからスタートか?2026はトリエステからスタート?

ちなみに今年の2025ジロ・デ・イタリアを招致するのにアルバニアは1000万ユーロ(約17億円)を大会主催者RCS Sport側に払ったと言われている。

なお先日UCIはブルガリア自転車連盟の会長と副会長について、利益相反などUCIルール違反が明らかになったとして両者に対して2年間の職務権限剥奪と罰金の制裁を課したと発表している。下のリンクがその発表だ。

UCI公式:The UCI Ethics Commission issues decisions concerning officials of the Bulgarian Cycling Federation


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